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〒530-8304 MBSラジオ
「上野誠の万葉歌ごよみ」 |
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【2024年11月16日 放送分】 |
2024年11月16日 |
【巻】…11・2399
【歌】…赤らひく 肌も触れずて 寝たれども 心を異には 吾が思はなくに
【訳】…若い肌に触れることもなく寝たけれど 心が離れたとは私は思っていません
【解】…今週もお便りをいただき、ありがとうございます。上野先生曰く「鹿は長く鳴く方がモテる、体力と肺活量は比例する」とのことです。今回の歌の中にある「赤らひく」は赤面していると訳すのではなく「血色の良い、健康的」という意味になります。わざわざ会いに行って一夜を共にしたにもかかわらず、肌にすら触れなかった…というのは、青春の歌だと考えられますが、「どうして?」と不思議に思えて仕方がありませんね。真実は不明ですが、どんな状況だったのでしょうか?皆さんは、この歌を一体どんな風に解釈し、どういった状況を想像されましたでしょうか?
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