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7万人以上が犠牲になるなど、大きな被害をもたらした先月8日のパキスタン地震。日本赤十字社では被害状況を調べるため、地震発生直後に医師や看護師ら4人を先遣隊として現地に派遣しました。
メンバーの1人で、医師の藪本充雄さんはこれまで、スマトラ島沖地震の被災地やパレスチナ自治区のガザ地区など、災害や紛争が起きた地域での医療救援活動に携わってきました。
今回のパキスタン地震でも現地に1週間ほど滞在し、特に被害の大きかった北西辺境州の状況を調査。被災地では全壊した住宅も多く、厳しい冬を間近に控え、藪本さんは「防寒設備の整ったテントを十分に支給することが緊急の課題」と話していました。
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