第17回・18回おでかけ朗読の報告 | 前の報告 | 最新 | 次の報告 |

リスナーの皆さんのリクエストにお答えして、保育所や老人施設、絵本サークルなどにアナウンサー
が出向く「おでかけ朗読」。今回は、2ヶ所まとめての報告です。
柏木アナウンサーが6月20日(木)に滋賀県にある守山市図書館にお出かけした17回目と、古川アナウンサーが、7月5日(金)に寝屋川市立中央公民館へお出かけした18回目の模様をお伝えします。

第17回「作者の前で朗読!柏木アナの巻」

雨の中、大阪発の新快速で50分。滋賀県守山市に到着しました。
幼稚園・小学校の先生、職員の皆様の前での朗読です。
今回は、大人への「おでかけ朗読」だったので「アナウンサーの朗読とは?」という話と、実習として皆さんに「自由な表現」にチャレンジしてもらいました。
特筆すべきは、作家の今関信子先生がお越しになったことです。私の話をニコニコとしきりに頷いて聞いてくださいました。その後、今関先生の作品「うばすて」を朗読。
もともと、朗読が好きで作家になられた方ですから、恥かしくないように朗読したつもりでしたが、どうだったでしょう?
聴講してくださった皆さんも「本好き・朗読好き」な方ばかりで、私も楽しく過ごすことができました。
ほんの1時間でしたが、さらに、皆さんの「本好き・朗読好き」に拍車がかかれば幸いです。
私にとっても、今関先生にお会いできたことは何にも増して幸せなことでした。
また、こういう機会があれば皆さんのところへ出かけて行きたいと思っています。



みんなしっかりきいてくれました



朗読というより
会話しながら読みました

第18回
「お母さんたちと一緒に学んだおでかけ 古川アナの巻」


たなばた飾りがあちこちに揺れる7月5日、寝屋川市の中央公民館に「おでかけ」しました。
就園前の0歳から4歳の子どもたちとそのお母さん、およそ70人が集まっての朗読です。
今回は、公民館主催の「子育て・自分育てセミナー」のお手伝いで、セミナーに協力している保育グループ「たんぽぽ」の代表、我満(わがみつ)さんが応募してくださいました。
保育士の経験をもつ丸本さんがリーダーとなり、歌や手遊び、パネルを使ったおはなし遊びを楽しむ中で、私は小さなこどもたちと会話しながら絵本を読み進めました。
私の息子が1歳になるころ毎日のように読んだ「たまごのあかちゃん」(作:かんざわとしこ・福音館書店)をおうちで読むように、たまごの中の赤ちゃんに「出ておいでー!」といっしょに手まねきしながら読みました。
じっと本に見入る女の子、一生懸命、お返事してくれる男の子。多くのきらきらの目が、こっちを見てくれました。
みんなの反応を確かめながらのおはなしは難しく、私自身もとても読みがいがありました。お母さん方になにか少しでも参考にしていただけたなら嬉しいです。
おはなしを聞いてもらう、というよりも、たんぽぽの皆さんに子どもとの遊び方を教えていただいた一日でした。
身近にこんなに頼りになる「先輩おかあさん」が居てくれる、寝屋川の皆さんがうらやましいなと思いました。
セミナーに参加されたみなさん、「たんぽぽ」のみなさん、楽しいひとときをどうもありがとうございました!