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第14回「おでかけ朗読・育波保育所の巻」
私、八木は、2月15日、淡路島の北淡町にある育波保育所に行ってきました。少し高台にある保育所は、広い空を独占しているような気分になるすばらしいところでした。
私にとって「おでかけ」は2回目です。朗読の前に、子供達に話し掛けてみまし た。
「みんな何色が好き?」「あか!」「あお!あお!!」「ピンクー!ピンク ー!」一斉に押し寄せる子供達のエネルギーいっぱいの声。
その反応の良さに私も元気をもらっての朗読となりました。
私が読んだ作品は、なかやみわさん作の「くれよんのくろくん」。
ページをめくるごとに「クレヨン」「お花」「葉っぱ」と鮮やかな絵が増えてい く作品です。
子供たちは、まず、絵に反応し、見えるものの名前を口々に復唱します。
そのうち、絵だけでなく私の言葉にうなずき、次に何が出てくるか予測し始めました。
子供たちに伝わっているなと実感した瞬間でした。
帰る時に、みんなが鼻と鼻がくっつきそうなくらい近づいて「また来てね、また来てね。」と何回も言ってくれました。
人懐っこい子供たちに、ご褒美をいっぱい貰ったような気がしました。
次は、どんな子供達と出会えるかとても楽しみです。 |