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「雲雀丘学園小学校の巻」
梅雨の中休みと言うより、すっかり真夏のお天気のような6月29日の午後、私と関岡アナとで雲雀丘学園小学校の図書館におでかけしてきました。
私自身としては2回目のおでかけ朗読。
前回は保育所の3歳から6歳までの子どもたちが対象でしたが、今回は2年生ということで、自分自身で本を読むこともできる子どもたちに、どんな風に読んであげるのがいいのか少し考えました。
会場は、図書館内の一角にある「よみきかせスペース」。
じゅうたんが敷かれている、この場所は、普段から授業でよみきかせなどに使っているそうです。
今回は2年生60人が対象ですが、一度に60人は無理なので30人ずつ2回公演となりました。
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放課後。子どもたちが集まってきました。
第1組の30人はプール授業の直後。「眠くなっちゃうんじゃあないかな…」そんな不安を抱えながらもスタート。
最初は関岡アナが朗読する「どうぶつえんのいっしゅうかん」(作:斉藤洋・講談社)。「遠足で王子動物園に行ったよ」なんて事も言いながら、みんな真剣に聞いてくれました。
次は私が朗読する「てっぺんいすの木」(作:山本斐子・評論社)。ちょっと難しめのおはなしなので心配。
「はーい。みんな一回伸びをしてみよう!はいっ、ぐーっ…」朗読する前に、こんな“準備体操”をした上で、 話に集中してもらいました。最後は、「しりとりなサイ」(作:佐々木マキ・理論社)を関岡アナと私とかけあいで朗読。
一緒にしりとりも考えてもらい、にぎやかに無事終了。
しかし、すぐに第2組の30人がどどどーっと入場して、2回目の朗読開始。
朗読する私たちが、のんびりし過ぎていたこともあって休憩の時間が取れず、ちょっとハードな「おでかけ」になりましたが、思っていた以上にみんなちゃんと聞いてくれました。
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絵がない音の世界だけの朗読ですが、そこそこ複雑なストーリーでも2年生は2年生なりに楽しんでくれるんだなとわかり、感動しました。
あとで聴いてみると、この学校では朝の時間や帰りの前などに先生が「よみきかせ」をしてくれることも多いそうです。
毎日の積み重ねは、やはり大事ですね。
マイクの前のいつもの朗読とは違い、反応がすぐ返ってくる「おでかけ朗読」 はやっぱり、やっていても楽しい。
機会があれば、またどんどんおでかけをしてみたいと思っています。
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