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大きな被害をもたらした、スマトラ島沖地震とインド洋大津波から1年余り。現地の子どもたちに津波の恐ろしさを伝えようと、大阪在住の元高校教師、柴山元彦さんはいま、津波教材づくりに取り組んでいます。
教材は、子ども1人1人に配るパンフレットと、小学校で掲示してもらうポスターの2種類。スタジオには、そのサンプルを持ってきてもらいました。津波が起こるしくみや避難方法などが、4コマ漫画風にわかりやすく紹介されているのが特徴で、今後、津波が発生する恐れのあるジャワ島のインド洋沿岸部の小学校、およそ450校に配布していく予定だそうです。柴山さんは、「いざという時、子どもたちが自分の命を守るために、パンフレットに書かれていることを頭の片隅に置いてもらえれば…」と話していました。
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