第598回『防災リポート〜消防署がない町での取り組み』2007.06.18
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大阪府能勢町で、地元の消防団に所属している寺倉智浩さんに電話をつないで話を聞きました。 全国で消防署がない町村は40カ所あり、能勢町もその1つ。火事の現場では消防団だけで消火活動をするため、他の地域とちがって仕事も多いそうです。 子どもの頃に経験した水害や95年の阪神淡路大震災をきっかけに、消防や防災に興味を持ったという寺倉さん。消防団での活動のほかに、防災に役立てようと、手始めに地域の人たちが集まれるような催し(落語会)を自ら企画。「普段、顔を合わせる機会の少ない地域の人たちに顔見知りになってもらい、いざという時のための防災対策につながれば…」寺倉さんの地道な取り組みは、これからも続きます。
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電話出演 : 大阪府能勢町消防団 寺倉 智浩さん
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