第618回『番組リポーター大集合』2007.11.26
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奈良県上牧町在住の辻さんは、コミュニティFMの元DJ。今は、毎年夏に開いている「子どもサバイバルキャンプ」で、訓練の合間にお話を読み聞かせるボランティアをしています。南海地震の津波の話をもとにした「稲むらの火」を語って聞かせたとき、子どもたちは「お米に火をつけて津波を知らせたの!もったいない!」とすぐに反応したそうです。そこまでして救いたい命があることをわかってくれたのでは、と辻さんは話します。 一方の寺倉さんは、大阪府能勢町の消防団員。常備消防がない能勢町では、消防士ではなく、一般住民が組織する消防団が消火活動の担い手です。寺倉さんも機動隊としていち早く現場に駆けつけます。そんな寺倉さんが地域の人の命を守るために構想しているのは「顔写真つきご近所助け合い防災マップ」。お年寄りの住む家や、助けが必要な項目について詳細に書かれた地図を作って地域で共有したい。そうすれば、災害のときもケアできるのでは・・・という思いです。それには、近所づきあいから。まずは落語会で人々に集まってもらうことから始めたいと話しています。
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ゲスト:「1・17リポーター」 辻 敏子さん、寺倉 智浩さん
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