大阪環状線『天王寺』駅から徒歩4分。
あべのポンテの1階にある牡蠣専門店「牡蠣やまと」にお邪魔しています。
今回は、店主の三好 一輝(みよし・かずき)さんに
人気メニューの一つ【牡蠣のお好み焼き】に関する秘密のテクニックをお聞きしました!
【牡蠣やまと 牡蠣のお好み焼き】の秘密のテクニック その1
『牡蠣は赤穂産の1年ものを使い、水洗いして、
塩・片栗粉をまぶして、鉄板で焼き目をつける!』
まずは、肝心の牡蠣に関するテクニック。
使用するのは、さっぱりした味わいが特徴!赤穂産の1年ものの牡蠣です。
お好み焼きは牡蠣をそのまま食べるものではないので、
濃厚な牡蠣よりも、味がさっぱりした牡蠣のほうが良いそうです。
お好み焼き1枚に使う牡蠣は6個ほど。
牡蠣はきれいに水洗いをして塩を振り、 片栗粉をまぶして、
3分ほど鉄板の上で焼き目を付けていきます。
【牡蠣やまと 牡蠣のお好み焼き】の秘密のテクニック その2
「お好み焼き粉に卵・山芋・水を合わせ、軸は細かめ、葉は大き目に切った
キャベツを混ぜ入れて、 鉄板にエキストラバージンオリーブオイルを敷いて焼いていく!」
続いては、生地に関するテクニック。
重い仕上がりにならないように、いくつかのお好み焼き粉と
小麦粉3種類ほどをブレンドしたオリジナルの粉を使用しています。
卵と山芋を加えて、切ったキャベツと合わせます。
キャベツは硬い軸の部分は細かめに、柔らかい葉の部分は大きめに切っています。
いよいよ生地を焼いていきます!
香りが引き立つエクストラバージンオイルを鉄板に敷いて焼いていきます。
【牡蠣やまと 牡蠣のお好み焼き】の秘密のテクニック その3
「牡蠣をトッピングしたら、包み込むように海老風味の天かすをたっぷりとかける。
生地の周りが焼けてきたらひっくり返す!」
生地が鉄板に敷かれました!
どこを切っても牡蠣にあたるように、生地に牡蠣6個をまんべんなくトッピングします。
さらに牡蠣を包み込むように、海老の風味が効いたこだわりの天かすをたっぷりと乗せて
片面10分ずつ程度焼いていきます。
そして、お好み焼きがひっくり返されました。
ひっくり返すと天かすが鉄板に当たり、表面が揚げ焼きになります。
これが「岡山スタイル」なんだとか!
お好み焼きのサイドが固まってきたら、もう一回ひっくり返して少し焼き、
カリカリに揚げ焼きになった表面に、岩塩と粉山椒をかけたら焼き上がりです。
ソースは別添えで出しているので、かけるかどうかはお好みでOK!
マヨネーズと自家製ポン酢の「マヨポン」をかけて食べるのもオススメです!
かつお節・ネギを最後にかければ、岡山スタイル【牡蠣のお好み焼き】の完成!
鉄板皿に乗って、熱々の状態でやって来ました!
まずは何もつけず、そのままの味を・・・
生地自体にだしの味がしっかりあるので、ソースをかけずに食べても十分な美味しさ!
味が濃すぎないのでパクパク食べられます。
濃いめのソースとの相性も良いですが、「マヨポン」が特に相性抜群!
何もかけないバージョンを含めると3種類の味が楽しめます!
また、ぷりぷりの牡蠣・サクサクの天かす・中のとろっとした生地という
3つの食感が同居していて、まったく飽きを感じさせません。
この時期、一番旨味が乗っている海のミルク。
食べ忘れのないようご注意ください!
★牡蠣やまと
場 所:大阪市阿倍野区旭町2-1-2 あべのポンテ1F
電 話:06-6636-5959
営 業:16:00~23:00(L.O. 22:30)
定休日:不定休
店 長:三好 一輝(みよし・かずき)さん