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2024.02.11

ガスビル食堂杉谷純さんの「シーフードフライカレー 秘密のテクニック」@大阪市中央区

大阪メトロ『淀屋橋』駅から徒歩3分。
大阪ガスの本社ビルの8階に
1933年の竣工当時からある創業90年以上のレストラン
「ガスビル食堂」にお邪魔しています。
今回は、シェフの杉谷純(すぎたに・じゅん)さんに
【シーフードフライカレー】についての
秘密のテクニックをお聞きしました!


【ガスビル食堂シーフードフライカレー】の秘密のテクニック その①
「シーフードは、エビ、サーモン、真鯛、ムラサキイカ、ホタテ貝柱をつかい、
下味は、塩胡椒だけでつけ、小麦粉、卵液、中粗のパン粉の順につける」


▼エビはバナメイエビを使い、8~9cm程度の大きさになるそうです。
▼パン粉は中荒のものを使い、サクサク感を出しています




【ガスビル食堂シーフードフライカレー】の秘密のテクニック その②
「揚げ油は、ヘットとラード1:1に合わせた油を使い、
160°Cの低温で5~6分ほど揚げる」

▼ヘットは牛の脂、ラードは豚の脂、動物性の脂を使うことで
揚げたときの香りと衣のサクサク感が増すんです。




【ガスビル食堂シーフードフライカレー】の秘密のテクニック その③
「揚げ上がりのタイミングは、衣の色で見極め、
サーモンと鯛は火の通りに時間がかかるので、最後の方に引き上げる」


▼揚げ上がりのタイミングは、衣の色で見極めていきます。
160度の油で揚げるので、揚げる音の変化はあまりありません。





▼カレーは野菜を煮込んで乾燥させたものにブレンドカレーの粉を
混ぜて作った自家製のルゥを、リンゴを煮込んだチキンブイヨンに
加えて煮込んだもので、創業当時から同じレシピで作っています。


▼サービスの方がご飯をサーブしてくださって、「ストップ」を言ってご飯の量を決めます。
慣れないサービスに緊張する中野アナ。



▼カレーソース、シーフードフライ、ライスはそれぞれの器で提供。
自分でシーフードをのせてソースをかけるスタイルです。





フライのサクサク感と、カレーの後からじわりと出てくる辛みを
堪能した中野アナでした。


★ガスビル食堂
場所:大阪市中央区平野町4-1-2ガスビル南館8F
電話:06-6231-0901
営業:11:30~21:30
定休日:土・日曜
シェフ:杉谷 純(すぎたに・じゅん)さん