大阪メトロ『心斎橋』駅を出て徒歩2分。
グルメ達からの評価も高く、連日行列も出来る洋食屋「御堂筋ロッヂ」にお邪魔しています。
前回、"たらこスパゲッティ"の回でもお世話になりました!
https://www.mbs1179.com/toromi/t_scoop/2022/11/06/
今回は【ガーリックトースト】についての3つの秘密のテクニックを、
店長の土橋 潤也(つちはし・じゅんや)さんにお聞きしました!
【御堂筋ロッヂ ガーリックトースト】の秘密のテクニック その①
「ガーリックバターは、パセリ・玉ねぎ・シイタケ・ガーリックと、
少量のクルミかアーモンドをフードプロフェッサーにかけ、バターと合わせる!」
まずは、フードプロセッサーにパセリ・玉ねぎ・シイタケ・ガーリック、
さらに少量のクルミまたはアーモンドを入れて、ペースト状にしていきます。
一般的なガーリックバターにこんなに具材は入っていないのですが、
玉ねぎやシイタケを入れることで旨味と香りが増し、
クルミやアーモンドで味により深みが出るんだとか!
ペーストが出来た後は、ボウルに入れてバターと混ぜ合わせます。
この時、上手く混ざるようにバターを常温に戻しておくのが大事なポイント!
バターの白い部分が無くなるように混ぜていきます。
ちなみに、ご家庭でうまくペースト状にならない場合は
バターを加えた後にもう一度、フードプロフェッサーにかけてみて下さい!
フードプロフェッサーがない場合は、野菜のみじん切りでも大丈夫です。
【御堂筋ロッヂ ガーリックトースト】の秘密のテクニック その②
「仕上げとして、ガーリックバターに醤油を少量合わせる!」
オーダー後、ガーリックバターに最後の仕上げをします。
登場したのは醤油!隠し味として少量混ぜていきます。
この醤油をたらすことによって、玉ねぎの旨味やシイタケの香りがまとまってくれるそう!
また、焼く直前に合わせることで醤油自体の風味も閉じ込めることが出来ます。
【御堂筋ロッヂ ガーリックトースト】の秘密のテクニック その③
「バゲットは、輪切りではなく縦切りにし、 ガーリックバターを薄く塗って200度で焼く!」
最後はパンをトーストする際のテクニック。
なんと、バゲットを"縦"に切っていきます!
縦割りにして断面にバターを塗ることで、パンの外側の衣が受け皿になって、
溶けたバターがパンに留まってくれるんだとか。
また、お皿も手も汚れず食べやすいんです!
そして、ガーリックバターを薄~く塗っていきます。
あまりバターを塗りすぎると表面がカリカリに焼けないので、
決して欲張らず、バターを薄く伸ばして塗るのが上手に焼ける重要なポイントです。
オーブンに入れ、200度で5分ほど焼いて
食べやすいようにカットしたら・・・完成です!!
離れていても漂ってくるニンニクの香り!
持っただけで分かるカリカリ感!!
冷めないうちにいただきます!!!
噛んだ瞬間、店内に響く「サクッ」という音。
こんなに外はカリカリなのに、パンの中のフワフワ感がきちんと残っています!
そしてもちろん、ガーリックペーストの方も負けていません。
玉ねぎ・シイタケなどの具材や、隠し味である醤油の存在はハッキリとは分かりませんが、
ガーリックだけでは生み出せない甘みや旨味が確実に加わっています!
薄く塗ったのにも関わらず、厚さ3センチのバゲットに美味しさがしっかり染み込んでいます。
最初はシンプルだったガーリックバターも、数々の試行錯誤を重ねて現在の形に。
もう十分すぎる美味しさですが、まだまだ進化していきたいということで、
ロケ後はさらに何を加えたらより美味しくなるかというお話に。
中野アナ「納豆みたいな発酵食品とかどうですか?」
土橋さん「試してみて、美味しければ連絡します!」
中野アナ発案の新生ガーリックトーストが誕生するかも・・・??
★御堂筋ロッヂ
場 所:大阪市中央区南船場 4-3-11 大阪豊田ビル B1F
電 話:06-6251-5064
営 業:火~金 ランチ 11:30~15:00 (L.O. 14:30)
ディナー 17:00~22:30(L.O. 21:30)
土 11:30~22:30(L.O. 21:30)※通し営業、15:00よりディナーメニュー
日・祝日 11:30~21:30(L.O. 20:30) ※通し営業、15:00よりディナーメニュー
定休日:月曜日 ※月曜が祝日の場合は営業、翌営業日が休業
店 主:オーナーシェフ・勝井 景介さん
店 長:土橋 潤也(つちはし・じゅんや)さん