大阪メトロ「堺筋本町」駅の1・2・3番出口を出てすぐ。
船場センタービル2号館の地下2階に、
古くからビジネスマンに愛される洋食屋があります。
その名は『洋食ふくもと』。
レトロで落ち着いた雰囲気は、まさに洋食屋の王道スタイルといった感じです。
今回はそんな『洋食ふくもと』の看板メニュー「トルコライス」の特大版、
【スペシャルトルコライス】の秘密のテクニックを
調理担当の福本聖士(ふくもと・きよし)さんにお聞きしました!
【洋食ふくもと トルコライス】の秘密のテクニック その1
「ハンバーグの挽肉は和牛100%!トマトを効かせた
あっさりめの自家製ドミグラスソースをかける!」
まずはハンバーグについてのテクニックです。
和牛100%のミンチを使って、少量のパン粉をつなぎに、
ソテーした玉ねぎのみじん切り・塩・コショウ・ナツメグなどの調味料と、
全卵を加えて手ごねしています。
少し水を打ったガス火の鉄板で焼くことで、ハンバーグに均一に火が通り、
焼きムラがないふんわりとした食感のハンバーグに仕上がります。
そして、合わせるドミグラスソースはあっさりめ。
ナポリタン・ピラフ・エビフライと一緒に食べるので、味が濃すぎないように意識しています。
【洋食ふくもと トルコライス】の秘密のテクニック その2
「ナポリタンは、1人100gのスパゲティを使い、硬めに仕上げる!」
続いてはナポリタンについてのテクニックです。
1人前につき100g。
後にソースなどの水分が入るので、硬めに仕上げるのがポイントです。
その硬めのスパゲティに具とソースを合わせていきます。
具は、玉ねぎ・シメジ・ピーマン・ハム・ソーセージ。
ホール缶のトマトを3~4時間ほど煮込んで作った自家製トマトソースと、
市販のケチャップを合わせて味付け。
2種類のソースで味付けすることで、家では再現出来ない美味しさになります。
【洋食ふくもと トルコライス】の秘密のテクニック その3
「ピラフは、バターと塩胡椒でシンプルに仕上げる!」
最後はピラフについてのテクニックです。
2升のお米に対してバター100g。
あらかじめソテーしておいた角切りのタマネギと刻んだニンジンを加え、
塩コショウで味を調えて、オーブンでおよそ40分ほど炊いていきます。
ピラフはすべての具材を受け止める土台的役割なので、いたってシンプルな味付けにしています。
エビフライ・ハンバーグ・ナポリタン・ピラフ・・・
個性の違う4つの料理が、ついに1つの皿に集結しました!
圧倒的なボリューム感とビジュアル!!
もう食欲を抑えることはできません!!!いただきます!!!!
まずはハンバーグとピラフを一緒に!
ハンバーグは柔らかいのに、お肉の質感もしっかり感じられます。
シンプルな味付けのピラフは、ハンバーグとうまく調和しています。
ナポリタンは期待を裏切らない、懐かしい美味しさ。
2種類のトマトで味付けしたものの酸味はキツくなく、上品さも感じられる味わいです。
ハンバーグのソースと少し混ざった部分もまた違った美味しさがあります。
そして、エビフライは薄い衣の中に身がぎっしり!
外はサクサクで中はプリプリ!!見本のようなエビフライです。
タルタルソースも酸味が控えめで、たっぷりつけても問題ありません。
まさに計算されたトータルバランス。
それぞれの美味しさはしっかりと感じるのに、しつこさがないので
どんどん食べ進めることができます!
絶対に外さない、どこを食べても美味しいランチ。皆さんもぜひ一度ご賞味あれ!
★洋食ふくもと
場所:大阪市中央区船場中央1丁目3 3-2(船場センタービル2号館 B-2)
電話:06-6271-1415
営業:[月~金]11:00~15:00(L.O. 14:30) 17:00~22:00(L.O. 21:30)
[土] 11:00~15:00(L.O. 14:30) ※食材が売り切れ次第閉店
定休:日・祝
担当:福本聖士(ふくもと・きよし)さん
HP:https://tfukumoto.com/