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2022.06.19

ソングバードコーヒー 徳田亜希子さんの 「玉子サンド 秘密のテクニック」@京都市中京区

京都烏丸線『丸田町』駅を出て徒歩15分。
二条城のおひざ元、落ち着いた空気が流れるこの街で、いま若者に人気のカフェがあります。


その名も「ソングバードコーヒー」。
TVだけではなく、InstagramなどのSNSで見た事がある!という方も多いのでは?


カフェはこの階段を上がって2階部分にあります。



ここには"映える"メニューが多数あるのですが・・・
今回は【玉子サンド】の3つの秘密のテクニックを、
調理担当の徳田亜希子さんにお聞きしました!



【ソングバードコーヒー 玉子サンド】の秘密のテクニック その①
「パンは、バター・粒マスタードを塗って180℃のオーブンで3分半焼く!」


まずは土台となるパンの準備。
「ソングバードコーヒー」では、8cm角サイズのトーストパンを使用しています。


このトーストパンに、たっぷりの有塩バターと粒マスタードを塗り込んでいきます。
よりさっくり感を出すため、バターは表面だけではなく耳にも塗っています。



耳全体に塗ると重たくなってしまうので、片方だけに塗るのがポイントです。
粒マスタードも全面に塗ると味がくどくなってしまうので、片面のみに塗っています。


そして、パンを付け合わせのブロッコリーと一緒に
180℃のオーブンで4分焼いていきます。



【ソングバードコーヒー 玉子サンド】の秘密のテクニック その②
「卵は1人前4個使い、塩だけを小さじ1/2杯加え、
ミキサーを使ってしっかり攪拌(かくはん)しておく!」


パンを焼いている間に、玉子焼きを作っていきます。
1人前につき使用する卵は4つ!卵のフワフワ感、ボリューム感を出すために必要です!


卵を割った後は、シンプルな味にするために塩だけを小さじ1/2杯加えて、
「ミキサーで」攪拌していきます。
手ですると完全に混ざり切らず、焼いたときに硬いところが出来てしまうんだとか。
きっちりムラなく混ぜていきますが、泡立たないようにするのも1つのポイントです。



【ソングバードコーヒー 玉子サンド】の秘密のテクニック その③
「玉子の焼き方は、フライパンにたっぷりのバターを入れ、
バターが溶けきる前に溶き卵を2つに分けて焼く!」


いよいよ玉子を焼いていきます。
フライパンに大さじ1杯半ほどのバターを入れ、火力をMAX強火にします!
そして、バターが溶けきる前に溶き卵を2つに分けて焼いていきます。
バターを熱しすぎると、卵がすぐに焦げてしまうので注意が必要です。



卵の薄い部分を折りたたみ、スプーンで丸々とした玉子焼きに仕上げていきます。



これが本当にあっという間の工程で、隣で見ていても
何がどうなっているのか理解が追いつきませんでした・・・!!
この玉子焼きを再現するのはなかなか難しそうです。



そして、この間にトーストも焼き上がりました。
パンにマヨネーズをかけ、玉子焼きを挟み、切り分けたら完成です!!




見てください!!この素晴らしい断面!!!!
まさしく「萌え断」。写真を撮る手が止まりません。


手で持つと結構なボリューム!玉子のぷるぷる感もたまりません。
では、冷めないうちにいただきます!



まず感じたのは、トーストのサクサク感!そしてバターの芳醇な香り!
バターを隅々までたっぷり塗ったおかげで、耳まで美味しく食べられます。


次に、ふわふわの玉子焼き。
お塩のみというシンプルな味付けのおかげで、バターと卵本来の甘味が引き立っています。
砂糖を入れてないのに、優しい甘さが口の中で広がります。
また、粒マスタードもいいアクセントになっています!



そして、この玉子サンドには付け合わせとして
焼きブロッコリー・ニンジンのサラダ・ヨーグルトも一緒に提供されます。


お酢とマスタードで味付けされた人参サラダは、とにかくシャキシャキ!
酸味があってさっぱりしているので、いい箸休めになります。


ヨーグルトは、オートミールとハチミツ、
そしてカルダモンというスパイスで味付けされています。
今までに食べた事がない新感覚の味ですが、すっきりとした風味が特徴的です。
付け合わせを挟むことによって、玉子サンドがより美味しく感じられます!


見ているだけじゃ味わえないこの幸せ。
あなたもぜひ一度体験してみては?


★ソングバードコーヒー
場所:京都市中京区竹屋町通堀川東入西竹屋町 529 SONGBIRD DESIGN STORE. 2F
電話:075-252-2781
営業:10:00~17:00
定休日:木・金曜日
店主:ご主人...徳田正樹さん
料理:奥さん...徳田亜希子さん