阪急電車「河原町駅」すぐ近くに「サラダの店サンチョ」があります。
来年で開店から50周年を迎えます。
河原町店店長の森澤郁二さん。気さくでお話しやすい方です。
<サラダのの3つの秘密テクニック>
『レタスだけは、手でちぎり、30分間流水にさらし、冷蔵庫で冷やす。他の菜も、流水にさらす。』
手でちぎったレタス、切った野菜は30分間流水にひたしアクを抜いています。
青みの強い野菜独特の青臭さがなくなり、苦みも抜けるんです。網で水気をしっかり切り、カゴに入れて最低でも30分は冷蔵庫で冷やすことで、パリっとした食感が出るんです。
<サラダの3つの秘密テクニック その2>
『オーダーが通れば、野菜を大きなボールに入れ、まずはフレンチドレッシングをその場であわせる。』
大きなボウルにサラダを入れ、フレンチドレッシングの材料を入れていきます。
塩、ブラックペッパー、オレガノパウダー、ガーリックパウダー、サラダビネガーを振りかけて。ボウルごと振ります。
体温で熱が加わると野菜がへたりやすいので、手で混ぜたり触ったりはしないんです。
市販のフレンチドレッシングは酸っぱいので、サンチョではビネガーはすっぱくならないギリギリの量で調整していまして、少しひんやりした食感にしているんです。
お皿だと全体に混ざらないので、ボウルの中で合わせ、オイルをかけようにしています。
長時間置くと漬物みたいにマリネ状になるので、みずみずしい食感を保つために、提供する直前に味をからめるようにしています。
<サラダの3つの秘密テクニック その3>
『サラダを盛り付けたあとに、サウザウンドアイランドドレッシングをかける。』
先ほどのボウルであわせるフレンチドレッシングと、お皿に1人前に盛った後にかけるサウザンアイランドの2つのドレッシングをあわせるのがサンチョのサラダのスタイル。
下味のフレンチドレッシングのベースはピリッとした味付けで、サウザンアイランドドレッシングは、自家製マヨネーズに綿実油と、ピクルス、パセリ、ゆでたまご、ケチャップ、ソースをあわせてタルタルソースに近い、甘めのドレッシングにしています。
全体に混ぜ合わし、2種類のドレッシングで味付け。鳥取県境港で水揚げされたカニの脚を乗せたボリューム満点のサラダが誕生!
いただきまーす!
!?サラダの概念が変わる美味しさに驚く!シャキシャキ食感がたまらない!!
たくさんの野菜が食べられるサンチョのサラダ!長年京都で愛されてきた理由がわかりました!
野菜と向き合って、こだわりぬいてできた新鮮なサラダ!堪能いたしました!!
店名 サラダの店 サンチョ 河原町本店
住所 京都市中京区裏寺町通四条上ル中之町572
電話番号 075-211-0459