神戸の阪神電車「岩屋駅」近くの住宅街の中にあります。
佐伯貴信さんはホテルや神戸の有名超洋食店「グリル一平」で修行を積み、2014年8月に洋食SAEKIをオープン。人気はヘレビーフカツ。カレーライスやハンバーグ、クリームコロッケなど、大人から子供まで満足できるメニューが揃っています。
今日は「豚の生姜焼き=〈ポークジンジャー〉の3つ秘密のテクニック>」をご紹介してもらいます。
<豚の生姜焼き(ポークジンジャー)の秘密のテクニック その①>
『塩胡椒した豚ロース肉は3分ほどかけて、ガスの強火で焼き色を付ける!』
豚のロース肉(お店では山形ポーク)の210g。
お肉を厚み1cmほどに切り、叩いて伸ばし、塩・胡椒・ガーリックパウダー・片栗粉で味付けをします。
香ばしい焼き色を付けるために、最初から「強火」で焼き上げます。
焼きあがるまでおよそ3分間程度。
お店ではまとめて焼かずにフライパンで1人前ずつ焼くことで、香ばしい焼き色をつけるようにしています。量が多いと肉から水が出たりしてカリっと焼きあがらないので、1人前ずつ焼いています。
<豚の生姜焼き(ポークジンジャー)の3つの秘密テクニック その2>
『醬油ベースのタレは、おろし生姜とおろし玉ねぎを合わせ、甘めに仕上げる!』
強火で3分、焼き色がついたら、水と同時に醤油ベースのソースを加えてフタをして蒸し焼きにすることで、味をしみこませるんです。
しっとりと焼きあがるので肉汁と絡んでおいしく仕上がります。
ソースは、醤油ベースにおろし玉ねぎとおろし生姜を煮込んだオリジナルで、少し甘目に仕上げています。生姜はミキサーで細かく砕いて、舌触り滑らかになるようにしています。
蒸し焼きで、水分が煮詰まり、ソースがある程度の濃度になったら焼き上がりです。
<豚の生姜焼き(ポークジンジャー)の3つの秘密テクニック その3>
『豚肉を盛りつけたあとに、ごま油とゴマをかけて、香りをたたせる』
ゴマとゴマ油を振りかけることで、ゴマ油は直前にかけることで熱が入って香りが立ち、よりおいしくなります。
付け合わせに、薬味として大葉とミョウガをつけているのでお好みにあわせて食べて頂く形です。大葉とミョウガは肉の脂身によく合い、さっぱりと食べられるので夏場は特に人気ですね。
うちのお店では、千切りキャベツとポテト入りのマカロニサラダも付けて提供しています。
ごはんは佐伯さんのご実家で作ってるお米「きぬむすめ」。
ハの字まゆになるほど美味しさに感動
お肉に甘めのソースがしっかり絡まっていて、薬味の大葉としょうがと一緒に
食べると、すごくさわやかになる!
これはご飯が進みますね!!
〈お店データ〉
★洋食SAEKI
店 主:佐伯 貴信(さえき・たかのぶ)さん
場 所:神戸市灘区岩屋北町5-2-13 SIハイツ岩屋 1F
電 話:078-882-2667
営 業:11:00~15:00(L.O.14:30)17:00~21:00(L.O.20:30)
※緊急事態宣言中は、20:00(LO19:30)まで。定休日:月・火
H P:なし