第28回おでかけ朗読の報告 | 前の報告 | 最新 |

リスナーのご要望にお応えして、アナウンサーが保育所や老人施設、絵本サークルなどに出かけて、絵本を朗読する「おでかけ朗読」。
 28回目は平成15年4月19日(土)、枚方市にある総合福祉会館・ラポール枚方で寝屋川養護学校と交野養護学校の生徒、保護者約50人を対象にした朗読会を行いました。
この日、お出かけしたのは、上田悦子アナウンサーと加藤アナウンサー。
以下は、上田アナウンサーのリポートです。





「ともだちや」を熱演する上田アナ




絵も見て欲しいので、
立って朗読しました





久しぶりのおでかけです。

朝から雨がしとしと、風がびゅーびゅーでしたから、どれくらいの人が聞きに来てくれるのか不安に思いながら枚方に向かいましたが、みんなは会場のラポールひらかた(総合福祉会館)に、家族の人たちと傘をさしながら続々とやってきてくれました。

朗読場所は大きな窓がある体育館みたいに広々したお部屋。保護者の人たちと一緒にイスを並べ、イスの前の“特等席”にはマットも敷きました。

まずは、加藤アナウンサーとごあいさつ。

アナウンサーってどんな仕事をするのか、おはなしすると、「はーい!」と声がかかったり、「先生!!」と手を挙げてくれたり。みんな元気で、良い感じです。

さあー、朗読の始まり始まり。

今回選んだ絵本「ともだちや」(内田麟太郎作・偕成社)を手に、みんなの前に立ったのですが、「今日のおはなしは『ともだちや』です」と紹介すると、「えー!!友達売ったらあかんやん!」と、早くも元気なリアクションが。するどい、するどいっ。その通り!!

いきなり突っ込まれて、私も負けてはいられません。立ち上がって、大きな声で「ともだちや」に成りきりました。

朗読しながら表情を見ていてわかったのは、主人公のきつねが元気をなくした時はみーんな悲しそうな顔に、元気を取り戻すとホッとした表情に変わること。そんな様子を見て、みんなに聞いてもらうおはなしは必ずハッピーエンドにしたいなと思ってしまいました。。。

加藤アナウンサーの「ライオンのよい一日」(あべ弘士作・佼成出版社)は、の〜んびりしたお話でしたが、気に入ってくれたのか、加藤さんにくっついてページをめくってくれる子も。

おはなしが終わると、みんなから色とりどりのガーべラのプレゼントが!一本一本手渡しに来てくれて、気が付けば花束に!もらいながら、一人一人とまた会う約束をしたような気分になりました。 お陰で、私の部屋は、いまガーベラが満開です。

みんな、またね!