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『素直な反応に感激!森本アナ
〜西宮市立南甲子園小学校の巻〜』
私にとって初めてのおでかけ朗読。念願のデビューは西宮市立南甲子園小学校でした。いつも野球実況の仕事で利用する阪神甲子園駅につくと、ちょっと違った緊張感があってワクワクドキドキ。
放課後の視聴覚室。低学年(1、2年生)と中、高学年(3〜6年生)の2部構成でした。今回の「おでかけ」は、南甲子園小の読み聞かせボランティア「アミーゴ」の皆さんからご依頼いただいたものです。
低学年の部は、保護者も含め100人以上の大盛況です。子どもたちが本当にお話を楽しみにしているようで、目の輝きからそれがわかります。
関岡アナが、アナウンサーの仕事について子どもたちに尋ねると、元気よく「ハイ」と手があがります。私も野球の架空実況をしましたが、「もっとやって」と言われ、「それじゃ、静かに聴いてくれたらまたします。」と交換条件?を出していよいよスタートです。
初めは、関岡アナが『コロにとどけみんなのこえ』(今関信子作・教育画劇)を朗読。実在の犬、コロを題材にしたお話。少し長いお話でしたが、みんな真剣に聴いてくれました。コロの写真が見たいと前に集まってくる子どもたち。お母さんたちも熱心に耳を傾けてくださいました。
そして私が『ライオンのよいいちにち』(あべ弘士作・佼成出版社)を朗読しました。のんきなライオンのお父さんが「最後に一句」という内容ですが、一句一句に反応してくれる子どもたちのかわいいこと。
約束通り、架空実況第2弾では、「阪神を勝たせたい人!」という私の声に、「ハ〜イ!」と手をあげてくれたリクエストにこたえ、桧山のサヨナラホームランで第1部をしめくくりました。
2部は予定時間を過ぎてからのスタートとなりました。寒い中、待たせてしまってごめんなさい。私のおしゃべりが長すぎました。
『ふうみん池にワニがでた』(なるみやますみ作・ひくまの出版)を関岡アナが。
『せかいいちうつくしいぼくの村』(小林豊作・ポプラ社)を私が朗読しました。こちらも全員、静かに聴いてくれました。
最後にさよならをする前に、「テレビ見るからね。」と手を握りにきた子やプレゼントをわざわざ作ってきてくれた子もいて感激!会場の飾りつけや設営など、「アミーゴ」のみなさんは本当に熱心に取り組んでおられ、活動の一助になればとの思いでいっぱいです。
初めての「おでかけ」でしたが、皆さんとの距離がさらに近くなった気がしました。
親も子も、お話がもっと好きになってくれれば幸いです。 |