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絵を見なくてもシーンを
いっぱい想像してくれました。 |
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『積極さに感動!大月アナ
〜神戸大学発達科学部附属住吉小学校の巻〜』
学校に到着し、マイクのセッティングをしようと教室に入ると…すでに全員集合〜っ!
この日は風邪でお休みの人もなく、みんなが元気に私達を迎えてくれくれました。
まず僕が朗読したのが『スーホの白い馬』(大塚勇三再話・福音館書店)。
これはモンゴルに古くから伝わる民族楽器“馬頭琴”ができるまでの物語。
みんなには実際にこの馬頭琴の音色もテープで聴いてもらい、雄大でやさしく、そしてちょっと悲しいこの作品の世界に入ってもらいました。
関岡アナウンサーは、クリスマスにちなんだ本を朗読。
朗読を聴いて思い浮かべたシーンについて質問すると、多くの子供たちが積極的に手を上げて発言してくれました。
最後は僕の真骨頂“お笑い”。
ということで『これは のみの ぴこ』(谷川俊太郎作・サンリード)を朗読しました。
この作品は言葉遊びの本で「これはのみのぴこ/これはのみのぴこのすんでるねこのごえもんの‥‥」と次々とフレイズが増えていく積み上げ歌です。
必ず1ページを一息で読んでくださいと、以前、谷川さんが講演でおっしゃっていましたので、このルールで読みました。
ところが、最初は良いのですが、後が大変!
1ページごとに文はどんどん長くなっていきます…
僕はツライ!でも面白いんです!!
ページをめくるごとに「ハァ〜」、そのあとなぜか全員が大きく深呼吸。
「次はムリやわぁ」と不安がる子、声援をおくる子、一緒に挑戦する子など様々です。
大盛り上がりで読み終わった頃には、その熱気で汗びっしょりになっていました。
とにかくみんな、その上品な制服姿からは想像もつかないくらいに積極的!
時間を忘れ、寒さも忘れた楽しいひとときでした。
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