第23回おでかけ朗読の報告 | 前の報告 | 最新 |

リスナーの皆さんのリクエストにお答えして、保育所や老人施設、絵本サークルなどにアナウンサーが出前して朗読する「おでかけ朗読」。
23回目は、平成14年11月18日に行われ、加藤・八木の両アナウンサーが、吹田市立東佐井寺小学校に伺いました。
以下は、八木アナウンサーのリポートです。

『元気な子供たちに囲まれて〜吹田市立東佐井寺小学校3年生の巻〜』





以前に学んだ作品でも
興味を持って聴いてくれました。



じっくり聴いてくれました



今回「おでかけ朗読」でお邪魔した東佐井寺小学校は、最近では珍しく生徒が大勢いる学校で、3年生は4クラスもあります。
人数が多く一度に朗読ができないので、1、2組は3時間目に、3、4組は4時間目にと、同じ作品を2回朗読しました。
加藤アナウンサーは、「スーホの白い馬」(大塚勇三 再話・福音館書店)、私はクリスマス前だったので「おやすみなさいサンタクロース」(舟崎克彦作・理論社)を選びました。
「スーホの白い馬」は2年生の教科書に載っていた作品で最初、皆から「知ってるー、知ってるー」という声が聞こえましたが、読み終わると、「知っている話と感じが違っていた」「お芝居みたいやった」と、加藤アナウンサーの朗読に新たな感動を覚えたようでした。
「おやすみなさいサンタクロース」も静かに絵に見入りながら聞いてくれました。
私は、正直なところ、小学校3年生は、もうサンタクロースを信じていないかもしれないと思っていました。
でも、朗読していると「サンタさん、クリスマスにそんなこと考えてたんや?」という声が聴こえ、まだまだ、子供たちはサンタさんを信じているのだということを知りホッとしました。
後日、子供たち全員から色エンピツをたくさん使った感想文をいただきました。
私にとって素敵なクリスマスプレゼントになりました。大切にします。
東佐井寺小学校3年生の皆さん、ありがとうございました。