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『多くの元気を分けてもらった上田たかゆきアナ
〜三田市立広野幼稚園の巻〜』
廊下には遠足や運動会で園児たちが笑顔で活躍する写真がずらり。写真どおり、元気いっぱいの子供たちが行儀よく私たちを迎えてくれました。私は、年少の子供たちにこいでたんさんの作品「とんとん とめてくださいな」(福音館書店)を、年長の子供たちには佐々木マキさんの作品「そらとぶテーブル」(福音館書店)を朗読しました。
私が幼稚園で朗読するのは初めて。絵本を読む前に「どんな動物が好き?」「動物園に行ったことある人!」という質問に「は〜い!!」と、まっすぐ手を上げ口々に元気に答えてくれて圧倒されそう。朗読中もとても素直な反応がかえってきました!
「そらとぶテーブル」では鯨が潮を吹き主人公たちが拍手するシーンでは、子供たちもお話と同じようにぱちぱちと手をたたいてくれ、すっかり絵本の世界に入ってくれました。また、内容の先を予測して「きっと…だよ」と言ったり、笑ったり、怖くなって黙ってしまったり、ほっとしたりと、みんな表情も豊か!その雰囲気に引っ張られ私も楽しく朗読させてもらいました。
朗読後、年少さんは「のんびりのびのび」、年長さんは「花さき山のうた」をなんと手話も使って元気いっぱい歌ってくれました。それだけではありません。
気に入った絵本のシーンを絵に描いてプレゼントしてくれたのです。言葉ではまだうまく表現できない年齢ですが、絵にひとりひとりの思いが込められていて、「みんなこんな風にお話のシーンを想像してたんだなぁ。」とすっかり感動してしまいした。
広野幼稚園の皆さん、楽しい時間を本当にありがとうござました。
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