ネットワーク1・17 楽屋話メールはこちらトップへ戻る

[←過去][戻る→][最新]

第548回『新生活に防災グッズを!』2006.05.27
防災リポートのコーナーは全国のリスナーから志願者を募り2002年からスタートしました。
普段はまちの取り組みや家庭で実践している防災対策をリポートしてもらいますが、地震などの大きな災害が起きたときには、現場に近いリポーターからいち早く地域の情報を伝えてもらいます。
今回はリポーター第1号の尾崎満里子さんに、今年一人暮らしをはじめた長女のために非常持ち出し袋を用意したお話を伺いました。

「私もまちの取り組みや我が家の防災対策をリポートしてみたい!」という方はぜひ番組までメールをください。お待ちしています!
ゲスト:(電話出演)1・17リポーター 尾崎満里子さん

第547回『野球中継のため17時35分からの放送』2006.05.20
今回は神戸と名古屋で行われる討論会についてお知らせしました。

ひとつは家庭の防災をテーマにしたシンポジウム。
京都大学防災研究所所長の河田惠昭さんの基調講演のほかタレントの早見優さんらによるパネルディスカッションが行われます。
日時は5月27日(土)午後0時50分から、会場はポートアイランドの神戸国際会議場です。
(お問い合わせは「神戸学院大学 防災シンポジウム係」電話078−974−2536)

もうひとつは新潟県中越地震を教訓に、復興の課題を考えるフォーラム。
消防研究センターの室崎益輝所長の講演や、ボランティアの専門家らによるパネルディスカッションがあります。
5月28日(日)午前10時から、名古屋大学で行われます。
(お問い合わせは「レスキューストックヤード」電話052−783−7727)
ゲスト:なし

第546回『災害時の企業の責任』2006.05.13
BCPは「防災計画」よりも幅広い概念です。それは、「災害や事故が起きても、仕事を続けられるように計画を立てましょう」というものだから。被災した地域から部品を仕入れ続けるには?コンピュータがダウンしたらバックアップは?など、2001年のアメリカ同時多発テロでは、BCPに沿って迅速に対応した企業がそうでない企業よりはるかにその後の業績がよかったことがわかっています。
「大企業の話じゃないの?」と思った方。中小企業が部品を納入しなければクルマを作ることもできません。「最低限残すのはどの業務か」「最も重要な取引先はどこか」などBCPの重要な要素は、経営者の頭の中にあるはず。個々の企業がBCPに取り組めば、南海地震など広域災害で経済活動のダメージが最小限に抑えられると期待されています。
※BCPについては、内閣府のHP「みんなの防災」や中小企業庁のHPにも具体的に掲載されています。
ゲスト:京都大学経済研究所 先端政策分析研究センター(CAPS) 教授 丸谷浩明さん

第545回『野球中継のため17時25分からの放送』2006.05.06
野球中継のため17時25分から18分間の放送。
魚住由紀さん休演のため、代役はMBSの上田悦子アナウンサー。
週間地震概況では、先月から頻発している伊豆半島東方沖の地震について、京都大学防災研究所・橋本学教授の解説を紹介。また、防災Q&Aのコーナーでは、「車を運転中に地震にあったら、どうしたらいいの?」というリスナーからの質問に、大阪府警交通規制課の小松敦司さんがインタビューで答えてくれました。
ゲスト:なし

第544回『野球中継のため17時35分からの放送』2006.04.29
野球中継のため17時35分から8分間の放送。
週間地震概況では、先月17日に始まった伊豆半島東方沖の地震が21日のM5.4の地震を境に地震が少ない状態になったことをお伝えしました。
気象庁は「活動はおさまっていく方向にある」という見方を示していますが、京都大学防災研究所の橋本学教授は「ここの群発地震活動には波があり、急に大きな地震が起きたりすることもあるので、しばらく気をつけておくに越したことはありません」と解説しています。
ゲスト:なし

第543回『サバイバルクッキングに挑戦しよう!』2006.04.22
11年前、坂本さんは神戸市内の自宅で震災に遭いました。水道やガスなどのライフラインは止まり、配給の食料も1週間、届かなかったそうです。そうした震災体験をもとに考え出したのが、限られた水と「ありもの」の食材を使ってできる『サバイバルクッキング』。

番組では、野菜や米がないときを想定して、「乾物サラダ」と「すいとん」の作り方を、実演を交えながら紹介してもらいました。洗い物を少なく、また食中毒を防ぐために、食材を混ぜ合わせるときは素手でさわらず、ポリ袋に入れて調理するなど、災害時に役立つ生活の知恵が、レシピには盛り込まれています。また、いざという時こそ、バランス良く栄養を補うことが大事。坂本さんは「ただ動くエネルギーになるだけのおにぎりだけではダメ。自分の体調を整えるために、(乾物サラダのような)栄養のバランスがとれたものをきちんと食べることが大切です」と話していました。
ゲスト:料理研究家 坂本廣子さん

第542回『ネットワーク1・17、11歳になりました』2006.04.15
この日の電話ゲスト、黒田裕子さんは地震当時は看護師さん。避難所で高齢者・障害者の健康を守ることから活動を開始し、被災地最大の西神第7仮設住宅では24時間見守り活動を実施。孤独死やアルコール依存症を防ぎたいと奔走しました。今も月に1度新潟県中越地震の被災地で仮設住宅に住む人たちのケアをしています。「指の動かし方ひとつでその人の精神状態の変化を見て取らなければいけない」という黒田さんは、この11年ずっと被災者に寄り添い続けています。

※黒田さんは中央。西神第7仮設と交流があった小学校で仮設の元住民の同窓会をした2003年当時の写真です。
ゲスト:(電話出演)阪神高齢者・障害者支援ネットワーク理事長 黒田裕子さん

第541回『スマトラ島沖地震・被災地の今を電話リポート』2006.04.08
スマトラ島沖地震の津波で大きな被害を受けたタイ南部のリゾート地カオラックに電話をつなぎ、
ダイビングインストラクターの中埜さんに被災地のその後の様子を伺いました。
津波直後、壊滅状態だったビーチ沿いのホテルは急ピッチで建設が進み、多くが営業を再開。
学校や復興住宅も建ち、まちに活気が戻りはじめたそうです。
でも住民の津波への恐怖は消えません。
今、カオラックの住民の大切な情報源として地震情報を伝えてくれるコミュニティラジオが活躍しているそうです。

【写真上】
中埜さんはダイビングのクルーズ船の上で津波を体験。
船が沖合いに出ていたので転覆は免れましたが陸に戻ると、変わり果てたカオラックのまちに愕然としたといいます。
現在は中埜さんが所属するダイビングショップも営業を再開。「海が元気になって、お客さんが戻ってきてくれることが一番嬉しい」と話してくれました。
【写真下】
こちらは、津波から丸一年がたった時のカオラックでのセレモニーの様子。
「コムファイ」と呼ばれる灯籠を空に飛ばし、犠牲者に祈りを捧げます。
この日、1000個以上ものコムファイが飛ばされ、空が真っ赤に染まったそうです。
ゲスト:ダイビングインストラクター 中埜英美さん

第540回『試してみよう、災害時の安否確認の方法』2006.04.01
毎月1日と、防災週間・ボランティア週間は音声で安否情報を吹き込んだり録音を聞いたりできる「災害伝言ダイヤル」と、携帯電話やパソコンで安否情報をやりとりできる「災害用伝言板」の体験サービス日です。スタジオで妹尾さんと魚住さんが実験してみました。いざというときには、テレビやラジオで個人の安否情報をすべて流すことは難しいため、こういうツールを日ごろから使い慣れておくのも防災対策です。
ゲスト:(電話出演)関西学院大学 社会学部 専任講師 森 康俊さん

第539回『自転車サイズのまちづくりをめざそう!』2006.03.25
食べ物や環境について考える市民グループ「お米の勉強会」が、阪神・淡路大震災からの教訓をまとめた提言集「自転車サイズのまちづくり」を出版しました。11年前の震災では被災した会員も少なくなく、会の代表を務める村山日南子さんも、その1人でした。食べ物やライフラインの供給がストップする中で、全国の会員農家からは米や野菜などが届けられ、大いに助かったそうです。
こうした震災体験を踏まえて、提言集には、衣食住に必要なモノを自転車で移動可能な範囲でまかなうことができる「自転車サイズのまちづくり」の必要性や、都市と農村とのつながりの大切さなどが盛り込まれています。
村山さんは「少しでも多くの人にこの提言集を見てもらって、自転車サイズのまちづくり=災害に強い自立したまちづくりについて考えて頂ければ…」と話していました。
ゲスト:お米の勉強会 代表 村山日南子さん

ネットワーク1・17

Copyright © Mainichi Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.