ゲスト:兵庫県立大学大学院・減災復興政策研究科 教授 室崎益輝さん
今年の漢字に災害の「災」という字が選ばれたように、多くの人にとって2018年は、災害が印象強く残った1年でした。主な災害をふり返ると、車約1,500台が3日間にわたり立ち往生した北陸地方の豪雪、滋賀県米原市を襲った竜巻と見られる突風、大阪府で初めて震度6以上を記録した大阪北部地震、220人以上が死亡し平成最悪の豪雨災害となった西日本豪雨、災害級と言われた記録的な猛暑、近畿地方に大きな爪痕を残した台風21号、最大震度7を観測した北海道胆振東部地震と、枚挙にいとまがありません。
リスナーの皆さんからも、被災体験のおたよりをたくさん番組にお寄せいただきました。今年最後の番組では、兵庫県立大学大学院・減災復興政策研究科の室崎益輝教授をゲストに迎え、皆さんのおたよりをご紹介しながら2018年の災害を振り返り、どうすれば被害を減らせるのか、また、多発する災害に備えてどんな社会にしていけばいいのか考えます。
西村愛のひとこと
まさか、うちの地域でこんなに大きな災害が起こるとは!私も同じ想いです。お便りの体験談や備蓄に対するアイディアから多くの発見がありました。私たちは災間を生きているんだ。災害と災害の間の時間に日々生きている。それを胸に留めて備えを見直しましょう!沢山のお便りありがとうございました。