月に一度、“役立つ情報”や“ニュースの裏側”など、
今気になることを、専門家やその道のプロに聞く「月刊うわトーク」
今回は、作家・エッセイストとして長年活躍されている、
神津カンナさんにインタビューしました。
元々、エッセイストとして数々の書籍を出版されてきた
神津カンナさんが今回長編歴史小説を発表しました。
タイトルは「水燃えて火 - 山師と女優の電力革命」。
主人公は福沢諭吉の女婿だった福沢桃介。
明治時代から大正時代にかけて活躍した実業家です。
桃介は、日露戦争を機に株で大儲けしたり、事業に失敗して会社を潰してしまった
り、
病に倒れたり、紆余曲折を経て、木曽川の水力発電を手がけ、
やがて電力王とも呼ばれるほどの人物になります。
そんな福沢桃介と、日本ではじめての女優である川上貞奴。
この二人が運命に翻弄されながらも、
明治大正を駆け抜け、木曽川の水力発電、
その開発に尽力する姿を描いた長編時代小説です。
明治大正の時代背景や木曽の歴史を丁寧に取材して書かれた
「水燃えて火 - 山師と女優の電力革命」は、
中央公論新社から1800円(税別)で発売中です。