2015.08.06
ゲスト:宇都宮大学 教育学部 准教授 澤田匡人
ご近所さんや友達、同僚など、身の回りの人に良いことがあった時、本当なら『おめでとう』『良かったね』と笑顔で言いたいけれどなぜだか、心の奥にモヤモヤっと沸き立つ感情・・・”妬み”そんな妬みが今、日本人を苦しめているそうです。
今回は、『正しい恨みの晴らし方』という著書で、”怒り””恨み””妬み””嫉妬”など、ネガティブな感情の仕組みを科学的な立場から解明しようと研究を続ける心理学者 澤田匡人さんに、”妬み”との正しい付き合い方をお伺いしました。
最近ではFacebook、Twitter、LINEなど他人の幸せに触れやすくなっていることも、現代人の「妬み」を刺激されているそうです。
また妬みには良性の妬みと悪性の妬みがあるそうで、
良性の妬み・・・「妬み」から、あんな人になりたいと目標にする。
悪性の妬み・・・「どうしてあの人だけ出世するの?」という感情が「アイツさえいなければ」と思い始め、「アイツのせいで」と被害を受けたわけじゃないのに被害者意識や敵意へとつながる。
ただ、妬みはすべての人にある感情で、自分が妬んでいるということを気づくだけで、悪性の妬みに発展しにくくなるそうです。
喜怒哀楽と同じように、無理に抑えこむのではなく、妬んでいる自分を受け入れることが、妬みとの一番上手な付き合い方だそうですよ。
上泉アナ、タカさん、なるみさん、みんなで「妬み」について大盛り上がりのうわトークでした。