2015.06.22

ゲスト:行政学者 神戸学院大学現代社会学部教授 中野雅至さん

夕方にお引越ししてから初の「うわトーク」です。
今回は神戸学院大学教授で、MBSのちちんぷいぷいや、VOICEなど、 テレビ番組のコメンテーターとしてもお馴染みの、中野雅至さんをお迎えしました。

ニート時代を1年経験、その後市役所職員⇒キャリア官僚⇒大学教授と様々な職業を経験してきた中野さんに、現代の学歴社会・これからの日本を生き抜くための人生戦略についてお伺いしました。

バブル期までは企業の終身雇用が絶対だった為、「学歴」を活かして良い会社や役所に就職すれば生活が安定していましたが、現代では、どんな会社にもリストラがあり、また再就職市場が成熟していないため、「学歴」が高くても、仕事をやめてしまえば、只の人になってしまうなど、学歴に昔ほどの価値がなくなってしまっている、と中野さんは語ります。 これからの日本に置いては、「会社」=「自分の専門能力を高め、人脈を作る場所」として捉え、 もし会社をやめても次に繋がる力を蓄えることが重要だとおっしゃいます。


詳しいお話は、
中野雅至さんの著書
「食える学歴」 (扶桑社新書)、
「日本資本主義の正体」 (幻冬舎新書)、
「ニッポンの規制と雇用〜働き方を選べない国〜」(光文社新書)、
などをご覧ください。
その他の著書も書店にて是非!