2025/01/31
日付変わって2月1日は僕の誕生日!
オープニングが終わったらスタジオが真っ暗になってびっくりした(笑)。
ケーキでお祝いしてもらいました。
ありがとうございます!
そしてついにお越しいただきました!
ゲストはギタリストの古川忠義さん!
放送局ですれ違ったり、イベントでご一緒したりすることはあったのですが、こうやってお越しいただくのは初めてで、本当に光栄です。
ギターの音色、弾き方、そのバリエーション。
マニアックなことをやりつつも、とてもポップに昇華されている偉大な方です。
今日、スタジオにすごいギターを持ってきてくださいました。
『禁じられた遊び』を弾いたスペインの伝説的ギタリスト、ナルシソ・イエペスのために作られた10弦ギター。
このギターは名古屋市のギター職人・加納木魂さん作られたもので、イエペスに渡すために作られた一本だったそう。
でも渡す前にイエペスが亡くなってしまい、
その後、この10弦ギターは楽器屋さんで眠っていたそうなんですが、ある時、加納さんの6弦ギターを弾いていた古川さんの手に。
この古川さんのテクニックをしても慣れるまで時間がかかったとおっしゃっていました。
僕も少し弾かせていただきましたが、ネックの幅は6弦ギターのほぼ倍です。
これは時間がかかる、、、古川さんは凄いです。
実は先日、この10弦ギターの生みの親の加納さんがお亡くなりになったそうです。
まさに加納さんの魂がこもった名器。
見た目のインパクトも凄ければ、
音色もとても豊かで素晴らしい楽器です。
この古川さんの10弦ギターとセッションさせていただきました。
曲は『黄昏』。
古川さんのリクエストでもありますし、
僕もセッションしたかった一曲でした。
10弦の音色の豊かさと繊細さ、古川さんのアプローチ。
『黄昏』の新たな扉が開いたようでした。
長年の夢が叶った。そんなセッションでした。
ありがとうございました。
また次回を夢見て。
ほな
押尾コータロー