2024/10/25
今週のゲストは加藤登紀子さん!
1年ぶりの登場です!
そして、今回はなんとあの名曲!
『知床旅情』をセッションさせてもらいました!
お登紀さんとギターを一緒に弾けて嬉しかった。
この曲は森繁久彌さんの作品で、映画の撮影地で作られた曲だったそうです。
お登紀さんがこの曲に出会ったのは、のちにご主人となる藤本敏夫さんが、青空の下、アカペラで歌ってくれた時だったと話してくれました。
この曲に衝撃を受けたお登紀さんが、1年後に『ひとり寝の子守唄』を作って、ギターの弾き語りで『ひとり寝の子守唄』を歌っているのを、たまたま見た森繁久彌さんが「お前さんは俺の心と同じ心で歌うなぁ」と言ってくれたそう。
すごいなぁ、深いお言葉です。
それから、コンサートの弾き語りコーナーで『知床旅情』も歌うようになって、レコードになったと。
すぐにレコードになったのではなく、こんなドラマがあったんですね。
お登紀さんといえば『ほろ酔いコンサート』。
ステージの上で呑むのが醍醐味だと仰っていました。
お登紀さんはお酒も強いそうで、呑むと雑念が飛んでさらに歌に集中できるんだとか。
お客さんにも振る舞われるお酒は御神酒という意味合いもあって、御神酒でステージを清めて歌うことで、いい気が流れると仰っていました。
僕もお酒は好きだけどちょっと弱い(笑)。
呑みながら音楽を聴くのは好きなんですけどね。
呑みながら弾くとギターがベロベロになってしまうという(笑)。
新しい曲の話も聞けました。
『「さ・か・さ」の学校』という本も出されていて逆説的元気の秘訣を説かれている素敵な本で、
今、同じタイトルの曲も作っているそうです。
逆さにして考えてみる。
砂時計を逆さにするイメージで常識をひっくり返す。
お登紀さんは年末で81歳に!
それを逆さにしたら18歳! 女子高生です!
すごい考え方ですよね。
今、世の中が大変です。
それも逆さにして柔軟にして考えてみる。
こういう考えができるお登紀さんはすごいなぁ。
創造者、これぞアーティストですよね。
お登紀さん、次は1年ぶりといわず近々!
ほな
押尾コータロー