2021/10/22
今日の音楽の教科書はB.B.King。
世界中から愛されているブルースマン。
<音楽の教科書:B.B.King>
3 O'clock Blues
Ten Long Years
The Thrill Is Gone
最初は『3 O'clock Blues』。
B.B.の有名なエピソードのひとつに
「歌うときにギターを弾かない」という話があります。
弾いては歌い、歌っては弾いて。
そう、弾き語りスタイルではないのです。
ご本人が「歌いながらギターを弾くことは難しい」と仰っています。
ブルースのひとつのスタイルを作られた方なんですよね。
続いては『Ten Long Years』。
クラプトンとの共作アルバム『Riding with the King』より。
実は僕はB.B.とお会いしたことがあるんです。しかも2度も!
モントルージャズフェスティバルで、B.B.Kingのセッションステージというのが
ありまして、ギタリストが何人か選ばれて同じステージに立てるんです
B.B.は体の大きい人で心も広い、気さくな方でした。
参加ミュージシャンのソロ回しの時に、僕はブルースのフレーズではなくて
「トワイライトゾーン」を弾いたんです。それを面白がってくれてね。
僕の後に弾くミュージシャンが音楽でボケてくれました(笑)。
思い出のセッションです。
最後は『The Thrill Is Gone』。
1971年のライブアルバム『Live in Cook County Jail』からの一曲。
シカゴのクック郡刑務所において、2,117人の囚人の前で行われた演奏なんです。
このグルーブ感が素晴らしい!
ぜひ1枚を通して聞いてください。
次はどんなアーティストにしようかな。
ほな
押尾コータロー