2021/06/28
今週は「音楽の教科書」。
スティーヴィー・ワンダー篇です。
もう教科書には打ってつけ。
声の力、楽曲の力、歌詞の力。
時代を超えて心にグッときますね。
<音楽の教科書 スティーヴィー・ワンダー篇>
Isn't She Lovely
Superstition
Sir Duke
まずは「Isn't She Lovely」。
シンプルなフレーズに乗って、ハーモニカソロが出てきます。
これがまた素晴らしい。
ハーモニカを目指す人がお手本にするフレーズの宝庫です。
スティーヴィー・ワンダー、ハーモニカも天才!
全てが美しくメロディアスなハーモニカです。
続いては「Superstition」。
鍵盤でギターのカッティングのようなサウンドを繰り出してますよね。
クラビネットという鍵盤楽器ですが、このギターカッティングのような切れ味。
フレーズの大本は鍵盤楽器の黒鍵のみで作られています。
そこだけを使ったこんなに幅広く深みがある楽曲に。
発想がすごいですよね。
ピアノ、鍵盤楽器のマジックです。
ファンキー!
最後は「Sir Duke」。
DEPAPEPEが最初にゲストで来てくれた時にセッションした曲。
懐かしい。
タイトルからして楽曲もデューク・エリントンっぽい中、
ちゃんとスティーヴィー・ワンダー節もしっかり。
合間にキメのホーンのフレーズがあるんです。
これがあることで楽曲にメリハリができますよね。
脳内で勝手にリピートしてしまう独特のコード進行。
ポップな中にマニアックな魅力もある素晴らしい楽曲です。
次はどんなアーティストにしようかな。
ほな
押尾コータロー