2021/03/29
3月も終わりですね。みんな元気ですか?
今日は「音楽の教科書」をお届けしました。
今回は僕が敬愛する河島英五さんです!
英五さんがやっておられた音楽道場には歌い手が多かったんですが、
インストでは僕だけ。
そんな中、MCの説得力についてたくさん教えてもらいましたね。
英五さんはずっと応援して下さっていて、テレビ局の方や
ご自身のラジオでも、沢山の方に僕を紹介してくれましたね。
今も英五さんは変わらず、僕の心の中に生き続けています。
<音楽の教科書 河島英五 押尾セレクト>
旅的途上
晩秋
野風増
英五さんはギターもピアノも弾かれるし、民族楽器もお好き。
無骨なように見えますが、実は繊細。
英五さん自身を体現したような音楽。
英五さんしかできない音楽なんですよね。
今回は全てライブバージョンでお届けしました。
まずは「旅的途上」。
英五さんのお店「ほうぜんじ」の壁や楽器にも絵を描いていた英五さん。
楽器から、それで奏でる音楽まで英五さんのカラーです。
この曲の雄大な雰囲気はならではですね。
サウンドとして何ヘルツがどうとかじゃなくて、空気感から入っていく感じに近いですね。
次は「晩秋」。
ライブではピアノを弾き語りして、脚でリズムを取るんですよね。
そのリズムの取り方がズンズンという感じで大きいんです。
優しくて大きなメロディです。
そして「野風増」。
この曲を聴くと息子の翔馬くんを思い出しますね。
実はカバー曲なんですが、
声と雰囲気で英五さんの歌になっていますよね。
出会った頃は、僕はまだ大きなステージでライブをしたことがありませんでした。
それでも、僕がいつか大きなステージに立ったらと、英五さんは「大きなステージでは大きく手を広げてみたりするといい」とか、そんな風に教えてもらいました。
2階席や客席の端から端でも見えるように、ということなんですよね。
英五さんに教えてもらったものは数え切れないくらいです。
そして、それは今も僕のステージにあるんですよね。
河島英五さんが亡くなって20年になります。
ご命日の4月16日(金)から25日(日)には没後20年「河島英五展 〜人生旅的途上〜」が京都文化博物館別館にて開催されます。
手書きの作詞ノートなど貴重なものがいっぱいです。
ぜひ河島英五さんの世界に触れてみてください。
ほな
押尾コータロー