今回は「不動産予備校」と題してKRIC解説員の"りゅうちゃん"に「不動産投資」について聞きました。一般的にマンションやビル・アパートを購入して、テナントに貸して賃料をもらって運用する、というものですが、ここでは「不動産上場REIT」について聞きました。
「不動産上場REIT」とは不動産を株式にして、証券市場で売買できるようにしたもので、賃料を元とする収入を配当金として株主に配当する仕組みです。メリットは証券市場の取引時間内であれば毎日でも売買できることや、物件の安全性が高いことなどだそうです。他方でデメリットは株式同様に元本下落リスクがあることや配当が下がること。コロナ禍にはホテルのREITの配当が無くなったということもあったとか。
りゅうちゃんも述べていましたが、不動産投資は必ずリスクがあるということ―元本割れや損失を被ることがあること―を肝に銘じて、無理のない範囲で、ですね。
今回のゲストは関西不動産情報センター・KRICの近藤 良一(コンドウ リョウイチ)さん。業界歴35年で、空き家問題の解決の一助となるべく、様々な不動産事業に力を入れる循環型不動産会社の代表です。ニューヨークで不動産を学んだ経験をもとに本も出版していて、講演やセミナーなどに招かれることも頻繁にあるそうです。因みに近藤さんによると、日本の宅建業法はアメリカ・カリフォルニア州の西海岸の法律を基本としているそうです。わが町パラダイスでは大阪市中央区の道修町を紹介してもらいました。道修町通りには「道修町ミュージアムストリート」という医薬品に関する展示施設が約300メートルにわたってあるそうで、通りにある少彦名神社では毎年11月22日・23日には各企業の"ゆるキャラ"が集合するお祭りもあるんだとか。
今回のゲストは関西不動産情報センター・KRICの岡田 治樹(オカダ ハルキ)さん。業界歴26年で、京都市山科区を中心に地域密着で不動産を取り扱う1998年設立の不動産会社の代表です。岡田さんは地元・山科の皆さんの笑顔を作るために、不動産業や建築業だけでなく、宿泊事業やデリバリー弁当事業・美容事業も手掛けているそうです。わが町パラダイスは久しぶりの人物紹介で、浅井定雄(アサイ サダオ)さんを紹介してもらいました。山科のふるさとの良さを活かしたまちづくりを進める会(ふるさとの会)の事務局長をしているそうです。優しく温厚な人で、山科の歴史をすごく知っていて、その魅力を各所で発信しているそうですよ。
今回のゲストは関西不動産情報センター・KRICの寺町 玲(テラマチ アキラ)さん。業界歴38年で、奈良県内、京都府南部を中心に、地域になくてはならない『不動産のかかりつけ医』を目指す1983年創業の不動産会社の営業部長です。奈良県内では奈良盆地を中心としたエリアが人気で、そこから北にいけばいくほど、更に人気が強まるそうです。また京都府でも高の原エリアの北側(木津川市や精華町)の人気が増しているそうで、家を建てた若い人が、更に若い人を呼びこむ状況にあるそうです。「奈良には美味いものなし」という一説があるそうですが、わが町パラダイスではそれを覆すオススメの甘味、白玉屋榮壽(シラタマヤエイジュ)の名物『みむろ最中』を紹介してもらいました。粒あんと、こしあんの絶妙なハーモニーと皮の香ばしさに村瀬さん大満足でした。