村瀬哲史とKRIC!不動産の時間

不動産予備校

2024.9.30放送

最終回の「不動産の時間。」は村瀬先生と松本アナウンサーが「最後に聞かせてほしい不動産にまつわる話」をKRIC解説員のみなさんに聞きました。まずは「不動産トレンドの推移」について。1990年代は追い炊き機能の普及やバリアフリー仕様の普及などが見られたそうです。2000年代にはオートロックなど防犯面の改善に加え、タワマンブーム到来を受けて浴室換気システムなどの充実が、2010年代は床や天井などの遮音性の向上が見られるようになってきたそうです。2020年代は環境により配慮した省エネがトレンドだそうです。


次に「万博前後の不動産価値の予想」を聞きましたが、「金利・為替の動き」や「都心・地方といったエリア」の要素が価格に与える影響が大きいそうで、多少は影響を受けるかもしれないそうですが、万博を基準に売買の判断をする必要は、さほどないと考えられるそうです。
最後に「日本の人口動態から考える不動産の今後」を聞きました。短期的にみると、都心部の利便性の良いエリアは影響を受けづらいと想定されますが、逆に地方や郊外については買い手が付くときに不動産を売ったほうが良いかもしれないそうですよ。

不動産予備校

2024.9.23放送

今回の「不動産予備校」はKRIC解説員の"ほりさん"と"なおさん"に「不動産会社の選び方」について話を聞きました。色々な種類の不動産会社があるなかで、大手と老舗不動産会社という2つの立場から話を聞きました。


まずは大手不動産会社について。知名度が高く、店舗も綺麗で報告書や査定書など整った接客を受けることができ、安心感を覚える人も少なくはないと思われます。他方で担当者にも得手不得手があり、一般的には一度決まった担当者を変えることができないところがあります。


次に街の老舗不動産会社について。担当者が転勤で来るわけではないので、地元情報についてはかなり深く知っているそうです。当該エリアに住みたいと思っている人にとっては自分の思っていることに近い情報を提供してくれる可能性が高く、物件情報が拡散される前に早めに共有してもらえる可能性もあるそうです。ただ地域に特化しているため、限られた情報に偏ってしまう可能性もあるそうです。


ほかにも「知り合いからの紹介」や「一括査定」など耳寄りな情報があるので、気になった人は放送を聞きなおしてくださいね。

不動産予備校

2024.9.16放送

今回の「不動産予備校」はKRIC解説員の"あきさん"と"ほりさん"に「賃貸保証会社」などについて話を聞きました。毎月の家賃や共益費、駐車場代の滞納などのリスクに備えるため、従来は両親や親戚などの連帯保証人を立てて借りるのが一般的でしたが、保証人になる文化が薄れてきたり、核家族化が進んできたりしたことを受けて、「賃貸保証会社」に加入して保証料を支払うことで、連帯保証人がいない人でも賃貸物件を借りられることが多くなってきているそうです。賃貸保証会社は借主が家賃を滞納した場合に、貸主に対して家賃を立て替えてくれますが、当然、借主は後日賃貸保証会社に支払わなければなりません。


また保証会社とは別に契約時に借りたマンションやアパートの設備などのトラブルに対応してくれるサービスの加入を求められるケースもあるそうです。契約書にサービスへの加入が記載されている場合は基本的には必須となるそうですが、加入が必須なのか任意なのか、そして実際に費用がどれくらいかかるのかはキッチリ確認することが大事ですね。

関西不動産情報センター・KRIC 長谷川 欽哉 さん

2024.9.9放送

今回のゲストは関西不動産情報センター・KRICの長谷川 欽哉(ハセガワ キンヤ)さん。業界歴19年で「人と街を大切にする」を掲げ、不動産に関わる様々な事業を展開する、1953年創業の不動産会社の代表です。去年70周年を迎えた長谷川さんの会社の強みは、時代の流れとともに色々なことにトライしてきて、そのノウハウを蓄積していることだそうです。いまは外国人向けのマンスリーマンションの運営が例だそうです。また不動産業とは別に、児童発達支援や放課後等デイサービスなどの施設の運営をするなど、福祉事業にも力を入れているそうですよ。


我が町パラダイスでは会社のある京都を紹介してもらいました。京都の不動産の特徴として、住宅は家賃が大阪や神戸と比べると安いそうです。逆に売買で京都の不動産を購入する場合は、他のエリアと比べて高い買い物になるかも知れないそうです。そんな京都を知り尽くす長谷川さんのオススメは「"かも"川沿い」。みなさんは「鴨川」と「加茂川」があることをご存じでしたか?

関西不動産情報センター・KRIC 杦田 勘一郎 さん

2024.9.2放送

今回のゲストは関西不動産情報センター・KRICの杦田 勘一郎(スギタ カンイチロウ)さん。業界歴22年で江戸時代から続く伝統企業として、大阪市城東区・旭区を中心に不動産賃貸業を営む不動産会社の代表です。歴史ある杦田さんの会社ですが、100年以上の歴史ある米蔵を使ってイタリアンレストランをオープンさせるなど、2008年から古民家再生プロジェクトをスタートさせ、大きな話題になっているそうですよ。ほかにもゴルフ練習場やゴルフ場を経営していたり、クルーズ船の運営もしていたりするそうですよ。


わがまちパラダイスでは北新地の蜆楽筋(けんらくすじ)を紹介してもらいました。昔の雰囲気を醸し出した蜆楽筋には、北新地では比較的リーズナブルで個性的な飲食店があるそうです。そこには鯛と徳利を持ち、蜆川から上がってくる姿の「水あげえびす」が祀られていて、その御神体は、杦田さんが愛知県岡崎の伝統工芸士に依頼をして造ってもらったそうですよ。

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