ゲストは天童よしみさん

天童さんの新曲「大阪恋時雨」には、笑福亭鶴瓶さんが深く関わっています。
去年、鶴瓶さんから電話があり、天童さんに歌って欲しい曲があるとのこと。
その曲は、鶴瓶さんのトークライブで北海道のシンガーソングライター・半崎美子さんが歌ったもので、半崎さんが天童さんをイメージしながら作ったそうです。
これを聴いた鶴瓶さんは「まさに、天童さんの歌や」と、すぐに天童さんに電話したとか。
「あんたがそばにおるだけで、なんで泣けるんやろう」という部分のフレーズとメロディーが特に心に響くと鶴瓶さん絶賛のこの曲、是非聴いてみてください。

男って・・

毎月恒例の「こだわり流行歌」、毎日新聞・特任編集委員の近藤勝重さんが今回、選んだのは以下の2曲です。

◎「我が良き友よ」かまやつひろし
◎「男の背中」増位山太志郎

「我が良き友よ」は、かつて「バンカラ」と表現されていた学生たちの姿を描いています。
今はもう、このような学生はいないでしょうが、なぜか青春の懐かしさが伝わってくる名曲。
そして2曲目の「男の背中」。
近藤さんは、「背中を描写するのは大変難しい」と語りつつ、今も思い出す背中があるとのこと。
それは、プロ野球で「悲運の名将」と呼ばれた西本幸雄さん。近鉄の監督時代に広島戦でいわゆる「江夏の21球」で敗れた瞬間の西本さんの背中が忘れられないそうです。
野村啓司が選んだお返しの歌は野村克也さんの「女房よ・・・」でした。