旅する女

毎月恒例の「近藤勝重のこだわり流行歌」、毎日新聞・特任編集委員の近藤勝重さんが選んだ1曲目は、「京都から博多まで」(藤圭子)。
北へ旅立つ女性を描いた歌が多い中で、西へ行く内容の珍しい歌です。作詞は阿久悠さん。
そして2曲目は、「昔の名前で出ています」(小林旭)。
作詞した星野哲郎さんが、実際に酒場でヒントを得たのだろうと近藤さんは推測。
阿久さんも星野さんも、日常の出来事や風景をすぐにメモにとる、「メモ魔」だったというエピソードも紹介してくれました。
そして、野村啓司が選んだのは、「京都から博多まで」のアンサーソングにあたる「私は京都へ帰ります」(藤圭子)でした。