5週目放送の今回は弁さんの元によく届く相談をご紹介。
お話は大阪弁護士会副会長、高江 俊名弁護士。
リスナーの皆さんにも関係の深い【成年後見制度】の在り方についてお話してくれました。
また、弁護士になったきっかけは、小学生時代、
ある雑誌のお仕事特集で「自由業」に分類されていた弁護士に惹かれたことだそう。
一方、プライベートでは、初フルマラソンでサブフォーを達成する、
とてもアクティブな弁さんです。
なぜ「冤罪」は生まれてしまうのか。
長時間の取り調べで虚偽の自白をしてしまうことが「冤罪」を生む大きな要因の1つ。
これを防ぐためには、全事件への「取り調べの可視化」や取り調べへの弁護士の同席を
許可するといった法律の改正を行うことが大切だそう。
そんなお話をしてくださったのは、先週に引き続き大阪弁護士会所属、亀石 倫子弁護士。
「冤罪」が生まれる現状を知ることのできる、とても興味深い内容です。
「再審」。刑が確定した後に誤った判決だとして裁判をやり直す手続きですが、
再審を開始するのはとても難しいそう。
それは、法律の改正が行われていないことが大きな要因のようです。
しかし、冤罪で何十年も服役する人や死刑判決にされてしまう人が
いる中で、法改正を後回しにしていいはずがないですよね。
大阪弁護士会:刑事弁護委員会・司法改革検証・推進本部(刑事再審法改正
実現PT)所属、亀石 倫子(カメイシ ミチコ)弁護士。
先週に引き続き大阪弁護士会所属、荻野 数馬弁護士。
大阪弁護士会の委員会活動として、暴力団事務所の使用差し止めといった、
暴力団対策を行っています。そんな日々弁護士活動に尽力している弁さんですが、
大学卒業後は大手企業に勤めていたそうで、
弁護士を目指したきっかけをお話してくれました。
荻野弁護士は、「弁護士として、身近な存在でありたい」そんな心意気で
活動される、まさにとなりの弁さんです。
年々手口が巧妙化している「特殊詐欺事件」、被害にあってもお金が戻ってくるのは難しいそう。
また、最近話題の「海外ロマンス詐欺」、SNSの普及で新しい詐欺も増えています。
そんな特殊詐欺事件について、お話してくれたのは、
大阪弁護士会:民事介入暴力及び弁護士業務妨害対策委員会・消費者保護委員会所属、
荻野 数馬(オギノ カズマ)弁護士。
被害にあわないために、今日のお話を聞いてしっかり対策しましょう。