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7月23日
今週のゲストは高尾珈琲株式会社 常務取締役 高尾悠太郎さん。
社名に珈琲とありますが、改めてお仕事の内容を伺っていきましょう。
「大きく分けて3つあります。
珈琲とありますが、大手食品メーカーさんの商品を仕入れて、スーパーなどに卸す仕事がひとつ。
それを通販で販売がふたつ目。
3つ目は高尾珈琲として本業の珈琲の普及、量販店などで広げていくということに力を入れています。
どういった流れでコーヒーを作っておられるのでしょうか。
「商社から生の豆を仕入れます。
1袋、60〜70kgほどある大きなものです。
会社にはそれが毎日5、6袋入ってきます。
その生豆を整理してそこから選んで焙煎。
焙煎した豆をグラインダーに運んで粉に。
それを袋に充填して出荷となります。
業務用という形で珈琲豆の卸もしていますし、小売もしているんです。
外観として古いので小売をしてないように見えるのですが、力を入れています。
常時20種類ぐらいの豆を置いています。
小売を始めたのはおよそ30年前。
近隣にはその当時からのお客様がたくさんいらっしゃいますね」。
会社は鶴橋駅近く。
「近鉄、J R、どこのホームにいても焼肉の香りがするのですが、その中で時折、珈琲の焙煎の香りがします。
妻は電車通勤をしていますので、香りを感じてよく"焙煎していた?"と言われますね」。
珈琲の焙煎。
どんなこだわりがあるのでしょうか?
「深すぎず、浅すぎず。
偏っていない焙煎度合いも大事なのかなと思います。
日本人の大半の方に受け入れられる味はあると思います。
そこの焙煎度合いを目指しています。
うちにはドイツ製の焙煎器、それもオールドプロバットと呼ばれるものがあります。
作られたのはおよそ50年以上前、ドイツ製です。
分厚い釜でして、蓄熱性が高いので豆に温度が伝わるのが特徴です。
古いものなのでどこかに眠っていたものといった感じでしか出会えない貴重なものなんです」。
いろんな商品を開発されています。
「豆のままのものもあれば、粉にするものも。
1杯ずつ飲めるドリップバッグ、アイスコーヒーや牛乳を入れて飲んでいただくカフェオレベースも人気です。
私も自宅では他社さんの商品もいただくことがあるのですが、結局は自社商品を飲みますね、やっぱり美味しいので(笑)」。
スタジオにもいくつか商品を持ってきていただきました。
「カフェインレスのタイプはお子さんや妊娠されている方、高齢の方にも好評頂いています。
レギュラーコーヒーでいいますと、粉で買われる方が多いと思います。
豆の状態と粉の状態では保存期間、味の状態にかなりの違いが出ます。
買われるときは豆の状態でお買い上げいただき、少し面倒なんですが、飲む直前に挽く。
時間を要してしまいますが過程も楽しむ。
お湯の温度も沸いてすぐではなくて、83〜4℃でドリップ。
まろやかで甘みを感じられる抽出ができます。
より高い香りを楽しんでいただけますよ。
商品は北海道、九州まで販売をしています。
今、関西圏のスーパー、百貨店には何かしらの商品を扱っていただいています。
全国の皆さんに楽しんでいただけたらと精進しています」。
会社歴史は次週に続く...。
<プレゼント>
高尾さんからリスナーのみなさまへプレゼントを頂いております。
「 高尾珈琲 大阪鶴橋 無糖コーヒーとカフェオレベース」をセットにして5人の方にプレゼント!
≪ 宛先 ≫
メール:akarui@mbs1179.com
FAX: 06−6809−9090
ハガキ:〒530-8304 MBSラジオ 「日本一明るい経済電波新聞」
「 高尾珈琲株式会社 プレゼント 」係
*当選者の方の発表は商品の発送をもってかえさせて頂きます。
大阪・鶴橋で珈琲のいい香りが漂っているんです。
香りのみならず商品は全国へ。
大阪発の珈琲商品、頑張っていただきたいですね!