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2月 5日
今週のゲストは株式会社やすいの代表取締役 保井元吾さん。
和歌山のリスナーさんにはお馴染みの企業かもしれません。
改めてお仕事の内容を伺っていきましょう。
名刺にはライススペシャリストという肩書きが...。
「お米にこだわりを持っていまして、みんなからは米オタクと呼ばれてまして(笑)。
米博士とも呼んでいただけます。
米の本質的なことを研究しながら米の卸をしております」。
社員の皆さんが全国のいいお米を探しておられるのだとか。
「仕入れ先は全国です。
九州から青森まで隈なく足を運んで吟味しています。
弟が専務をしていまして、その仕事の大半を担っています。
熟成し出した土に対して、品種が合うとすごくおいしいお米が出来ます。
農家の方が冬の間に土づくりをしているかなど、冬の間に各地を周りまして仕入れの計画を立てるんです」。
ブランドも展開されています。
「『おひさまマーク』というブランドです。
太陽があって作物は育つ...私の父が名付けました。
産地銘柄米を売るのがセオリーと云われていますが、それを破って美味しくするためにブレンドをしています。
地元和歌山の『スーパー松源』に プライベートブランド専用の米を卸しています。
30年ほど前に食糧管理法が崩れて米屋に米を買いに来る人が減りました。
どこで買うかというと、食材と共にスーパーで買う。
それでスーパーに営業をかけたわけです。
"松源さんにしか置いていない、美味しいお米を売りませんか"
"主食の陣取りをしませんか"というと当時の部長さんに「うまいこと言うなぁ!」と感心されまして販売がスタートしました」。
最近、お米の消費が減っていると聞きます。
「お米は食べないといけませんよ。
食べないとどこに影響が出るかというと脳です。
栄養素はブドウ糖です。
小学校や中学校でもお話をするのですが、上質なブドウ糖を脳に届けないといけません。
朝にご飯を食べて脳に栄養をあげないといけません。
ブドウ糖が行き渡ると満足感も味わえます」。
美味しく米を炊く方法などあるのでしょうか?
「すごく簡単です。
精米した米は薄く糠がついています。
昔は"米を研ぐ"といいましたが、その糠を取るための工程です。
最近は精米技術が発達したので、水を入れて3回ぐらい混ぜる。
それを3〜5回して水を流す。
間違ってもぎゅっと押さえたりしないでください。
1回目の水が米に付いた瞬間、糠が浮くんです。
次の瞬間、その糠を吸おうとするんです。
1回目の水が7割、米の中に入ってしまうと思ってください。
最初の水で糠をとって、流す。
最初の水と最後の水にこだわってください」。
会社の歴史は次週に続く...。
<プレゼント>
保井さんからリスナーのみなさまへプレゼントを頂いております。
「 コシノシラウメ 5Kg 」を5人の方にプレゼント!
≪ 宛先 ≫
メールakarui@mbs1179.com
FAX:06−6809−9090
ハガキ:〒530-8304 MBSラジオ 「日本一明るい経済電波新聞」
「 株式会社やすい プレゼント 」係
*当選者の方の発表は商品の発送をもってかえさせて頂きます。
さすがは米のスペシャリスト!お米に対して愛と情熱を持っていらっしゃいます。
みなさん、お米を食べて脳にエネルギーを!