2020年

8月 9日

自社製品、独自ルートで新たな商品を生み出すスーパー

今週のゲストは株式会社 ミートモリタ屋の代表取締役社長 吉岡登志夫さん。
大阪・高槻市を中心にスーパー、飲食店を展開されています。
お仕事の内容を詳しく伺っていきましょう。
「高槻にスーパーが6店舗あります。
飲食店は同じく高槻市に焼肉店を3店舗、和食を1店舗、鉄板焼き1店舗。
スーパーの2階や隣で営業させてもらっています。
通常ならば問屋さんや市場から仕入れたりしているだけじゃなくて、我々が直接産地に赴いて仕入れています。
例えば魚ならば境港や淡路島の船ごと買ってお店で販売をしています。
朝獲れたものがお昼にはお買い上げいただくことができますよ」。

他にもパンやお菓子もこういった形で販売されているのだとか。
「洋菓子、スイーツなども有名洋菓子店のパティシエの方に来ていただいて、自社で作っています」。
レモンケーキ、ベイクドドーナッツ、ブッセなどをスタジオで試食させていただきました。
およそ2年前から作っておられるそうです。

気になるのは社名にも入っている"ミート"。
お肉にもこだわりが。
「スーパーの前身は精肉店でしたので。
それが時代にの流れと共にスーパーに変化しました。
その時からお肉の仕入れは京都食肉市場の方から一頭買いで直接仕入れていました」。

この商品へのこだわりはどこから来ているのでしょうか?
「スーパーは他のお店もたくさんありますからその差別化としてということもあります。
我々の思いとしましては例えばお菓子などはできるだけ保存料や添加物などを抑えて作りたいですし、会社の考えとして安心安全なものをお客様に提供したいという思いがありますので、日々、商品にはそういった心がけで臨んでいます。
ワインも直接、フランス、スペイン、イタリアなどに社員が行きまして、現地で直接買い付けをしています」。

お客様からはどんなお声がありますか?
「百貨店にしかなかった商品がモリタ屋で買えた、などお声をいただきましたね。
社員は大変なんですけど、励みになりますね。
やって良かったと思える瞬間ですね」。

しかし、ここまで商品へのこだわりを実現させるのは至難の業。
どうやって実現されているのでしょう。
「各地に仲良くさせてもらっているスーパーさんがあったりします。
そこの情報をもとにしたり、他からも情報を得て、美味しいものがあれば北から南どこへでも行って仕入れますね。
私も実際に産地へ赴いてお話をさせていただいています」。

食育もされているのだとか。
「今年はコロナウイルスの影響で中止になりましたが、農家に伺ってお子さんに野菜の収穫体験をしてもらったりしています。
それまでピーマンが嫌いだったお子さんがその場で食べて美味しかったと言ってくれたり」。

独自の商品開発から食育まで、スーパーの枠を超えたミートモリタ屋の進化が止まりません。
会社の歴史は次週に続く...。

<プレゼント>
株式会社 ミートモリタ屋の吉岡さんからリスナーのみなさまへプレゼントを頂いております。
「モリタ屋オリジナルの和牛カレー」を5人の方にプレゼント!

≪ 宛先 ≫
※ メール:akarui@mbs1179.com
※ FAX:06−6809−9090
※ ハガキ:〒530-8304 MBSラジオ 「日本一明るい経済電波新聞」
     「 モリタ屋オリジナルの和牛カレープレゼント 」係
     *当選者の方の発表は商品の発送をもってかえさせて頂きます。