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3月10日
今週のゲストは浜理薬品工業株式会社の代表取締役社長・高美時郎さん。
お薬に関連したもの作っておられる会社です。
「医薬品の原薬、中間体、化粧品の材料を製造販売をしています。
この"原薬"とは薬の有効成分のこと。
成分が原薬ということです。
パッケージを見ると書いていますよね」。
種類でいうと何百だそう。
浜理薬品工業株式会社で常時およそ30もの原薬を作っているのだそうです。
「景気には左右されない仕事ではあります。
ただ、薬の法律が変わったりするところが影響を受けます。
薬価が変わると私たちにも影響がありますね」。
原薬の他にサプリも作っておられるとか。
「作りはじめて10年以上になります。
最初は『マカにんにく』。
その後は『ピータス』。
おいしいビタミンCを目指して作って、そこにビタミンP(ヘスペリジン)を足したものです」。
ビタミンPはみかんの中の白い皮に含まれる成分で、毛細血管の強化や血流改善効果が認められているそうです。
最近の人気商品はどういったものですか?
「一番人気は『甜茶α』。
花粉症の方にご好評いただいています。
甜茶(てんちゃ)というお茶の成分と山査子(さんざし)とシソの実油をカプセルにしました。
あと『カルノパワー』も人気です。
カルノシンという渡り鳥の胸筋に含まれている成分なんですが、長時間運動する力の源の成分です。
元々は高齢の方に向けて製造したのですが、その後、社内モニターをするとスポーツの後に使うと楽という報告がありまして。
他に検査を出すと社内と同じような反応が得られました。
昨年アンチドーピング認証をいただいたので、アスリートにも使っていただいたりしています」。
数々の商品ですが、大阪、山形の米沢、そして北海道の千歳の工場から。
その工場ですが、ある取り組みがあるのだとか。
「3S(整理・整頓・清掃)を5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)にしています。
半年ごとに審査をして業務改善も。
無駄を省いていくとお金に換算して年間に数千万の効果があったりします。
この5S活動を1日1時間します」。
さらに社員の皆さんへの取り組みはどういったものがありますか?
「研究者が多いもので『ケミストリー・オブ・ザ・イヤー』を設けています。
半年に1回、研究者が自分の成果やノウハウを申請。
そこに関わる人が投票してもらいます。
ここからものづくりに活かせるものが生まれています」。
去年の秋から社内のSNSも開設。
「今年から社長のつぶやきを始めています。
仕事関係だけだと固いのでその他、テレビで見たこととかも...。
せめて1週間に1回はつぶやこうと思うんですが、これがなかなか(笑)」。
整えられた工場から生まれる洗練された製品。
そして、社員とのコミュニケーション。
浜理薬品工業株式会社の歴史は次週に続く...。
<プレゼント>
浜理薬品工業株式会社の『甜茶α』を5人の方にプレゼント!
≪ 宛先 ≫
メール:akarui@mbs1179.com
FAX:06−6809−9090
ハガキ:〒530-8304 MBSラジオ 「日本一明るい経済電波新聞」
「 浜理薬品工業株式会社 プレゼント 」係
*当選者の方の発表は商品の発送をもってかえさせて頂きます。
5Sの取り組み、素晴らしいですね。
社員さんも意識を高くもっておられて、
そこから役立つ良い商品が生まれています。