2018年

11月25日

試行錯誤の末、生まれた商品がブランド化

『フットグルーマーグラン』『キュートボディ』など大ヒット商品を生み出した株式会社サンパック。
その会社の歩みを聞かせていただきましょう。
「昭和39年に三和紙器を創業しました。
トータルパッケージということでその中で事業部を設立したんですが、それが後のサンパックになります。
太陽を包むぐらいの大風呂敷というネーミングです。
そこから昭和46年にサンパックは別会社になるんですが、パッケージのお仕事をすると思いきやプラスチックを扱うことになりました。
たまたまいただいたお仕事が“プラスチックでなんとかならないか”という内容だったんです」。

偶然が重なってプラスチックを扱うことになった株式会社サンパック。
自社製品はいつから作っておられるのでしょうか?
「20年前ぐらいからですね。
円高になったけれども世の中に左右されるのではなく、あえて自社でという方針でした。
一時、世の中海外生産にシフトしたこともありましたが、自分のところで商品を作ろうかという流れになりました。
自社製品の最初がフットグルーマーグランの第1号『あしあらお』でした。
当時は形も真四角でしたね。
実は発案者は社内の男性だったんです。
その社員は当時の開発のトップで現在も顧問として健在です」。

そのフットグルーマーグラン第1号ですが売れ行きは?
「最初は売れるかどうかわからない、さらには売り場もない。
形が変わった二代目あたりから徐々に売れ始めました」

現在では全国の催事でも取り扱いされている『フットグルーマーグラン』。
「以前は足のものグッズの中に並べられていたんですが、最近はサンパックのブランドとしてディスプレイしてくれるようになってきました。
売り場をよく見にいって勉強させてもらっています。
それにこういったメディアでの扱いも社員のやりがいにつながっています。
お客様に知ってもらえて、商品を手にとってもらえる。
そういった流れがあるから社員みんなで頑張れます」。

今後のビジョンはどうお持ちですか?
「第一はお客様に向けてさらに質の良い商品を作りたいということ。
あとは商品数を増やしていきたいですね。
企画と開発のバランスをみて納得して生まれた自社製品の販売結果は、自ずと良い結果としてついてくると思っています」。

研究開発に費やした時間が自信の表れ。
次なるヒット商品の誕生は目前なのかもしれません。

<プレゼント> 「フットグルーマーグラン」を3人の方にプレゼント!
≪ 宛先 ≫
メール:akarui@mbs1179.com
FAX:06−6809−9090
ハガキ:〒530-8304 MBSラジオ 「日本一明るい経済電波新聞」
「 サンパックプレゼント 」係
*当選者の方の発表は商品の発送をもってかえさせて頂きます。

竹原編集長のひとこと

消費者の目線で今の時代に何が必要なのか。
世の中とものづくりの現場にしっかりと向き合っていらっしゃいますね。