2018年

6月24日

1+1=の先に無限に広がるものづくり

先週に引き続きゲストは浪速鉄工株式会社代表取締役の堀川忠彦さん。
創業70周年、設立60年。
ネジ作りからスタートした会社ですが、今回は社長のキャリアも伺っていきましょう。
「もともとは眼鏡屋さんに務めていました。
メガネの製造商社で誰もが知っているブランドを扱っていました。
トータルで18年いましてね。
海外を飛び回っていました」。

どんなきっかけで今のお仕事に?
「弟からの呼びかけからです。
将来に向けて大きく改革したい、営業をしたいという強い呼びかけでした」。
一念発起で家業へ。
色々と改革をされたそうですが、どんなことをされたのでしょうか?
「事務所を変える、制服を変える。
もっと明るく元気にできるはずなのに地味だったんですよね。
11年前全面改装しました。
“事務所”から“オフィス”に。
早く会社に行きたいと思える会社、家族が来ても嬉しくなるような会社にしたかったんです。
オフィスには仕事柄、“アイアンマン”のフィギュアがありますよ(笑)」

その改革に社員の皆さんは順応されたのでしょうか?
「最初はついてこれなかったみたいですね。
でも次第にわかってくれました。
忘年会に社員が出るファッションショーをしたことがありましてね。
ユニフォームとは違う姿をみんなに見てもらえました。
おしゃれのセンスって仕事のセンスにもつながると思います」

ご兄弟でどんな意識をもってお仕事をされていますか?
「弟は製造の現場。
彼は現場のことを一番知っています。
私は営業がメイン。
ぶつかることはないんですよね。
目的は一緒なんです。
それは会社を良くすること。
弟も私が考えることを“おもろい”といってくれる。
数の上では1+1だけどその先には何十倍と増幅したものになります」。

これからはどんなビジョンをお持ちですか?
「本業は自社商品を持っているということ。
それをメーカーさんを相手にお仕事をしていく。
その流れは基本として、10年、20年見据えて鉄以外の新規事業を考えています。
私は上昇気流を作っていこうと思っています」。

ものづくりの技術はもちろん、楽しみながらアイデアやコミュニケーションまでを作り上げる。
この上昇気流はさらに上っていくことでしょう。

<プレゼント> 浪速鉄工株式会社の堀川社長からリスナーのみなさまへプレゼント!
創業から半世紀以上。浪速のネジ屋がプロデュースする癒しのアイテム
「 魔法の耳かき メディカルピック 」を5人の方にプレゼント!

≪ 宛先 ≫
※ メール :  akarui@mbs1179.com
※ FAX  : 06−6809−9090
※ ハガキ :  〒530-8304 MBSラジオ 「日本一明るい経済電波新聞」
「 魔法の耳かき プレゼント 」係
*当選者の方の発表は商品の発送をもってかえさせて頂きます。

竹原編集長のひとこと

じっとしているとそこしか見えない。
メガネ業界にいた経験を生かして、今のものづくりに繋げておられますね。