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6月17日
ゲストは浪速鉄工株式会社代表の堀川忠彦さん。
実は竹原編集長とは10年以上のお付き合い。
ものづくりの会社さんです。
どんなものをお作りなのでしょうか?
「所謂、鍛冶屋という仕事ですね。
鉄を熱してものを作る鍛造業界です。
私たちは主に特殊なボルトを作っています」。
ボルトというと私たちの身の回りにある製品にも使われているイメージがありますね。
「私たちが作っているのは重量物を釣り上げる時に使うドーナツ状の吊り具を作っています。
『アイボルト』という製品でそこにフックを引っ掛けて重いものを持ち上げる。
5mmから11cmまでの大きさがあります」。
鉄に強靭に鍛える。
1000℃を超える熱の中、繰り出す職人の技術の粋です。
その『アイボルト』ですが、 どこで使われているのでしょう?
「配電盤の上や発電機、造船の現場など多くの現場でお使いいただいています。
実は街のあちこちで使われているんですよ。
百貨店のエスカレーターの上りと下りが交差するところに三角のプレートがありますよね。
その根本を止めているのがアイボルトなんです。
美ら海水族館やシルク・ド・ソレイユにも使われているんですよ」
『マルチアイボルト』はJIS規格の3倍強いのだそう。
「掌の半分のサイズで300kgのものを持ち上げることができます。
掌サイズのもので1.6tもの重さを持ち上げることができるんですよ」
引っ張りの力が強だけでなく、横たわっているものを引き起こすために角度をつけて打ち込んで引っ張っても、 折れたり曲がったりしないのが『アイボルト』です。
「市場のニーズがあるものを設計開発販売しています。
安全を第一に考えているので、まだまだ伸び代があるんです。
多くのニーズをいただいているので、向こう3年で製造キャパを10倍にしたいと思っています」。
大きなものを釣り上げる話から一転、純チタンを使って私たちに身近なものもお作りだそうですね。
「はい、『魔法の耳かき』を作っています。
チタンは強度も高くて金属アレルギーも出にくい。
私はもともとメガネ業界にいのですが、元々はある方からのプレゼントだったんですね。
それを見た瞬間、“これや!”と電流が走りました」。
形状もデザインも一新して製造。
現在、芸能界から政界まで多くの著名人が使用した『魔法の耳かき』。
「最初、作るといったときは社員がびっくりしていました(笑)。
耳かきは趣味の域でもあるんですよ。
私にとっていいご縁を繋いでいたけるツールとなっていますし、 今では社員のモチベーションにもなっています」。
インターチェンジから百貨店、さらにフランスにも販売したこともあるそうです。
巨大なものを吊り上げるアイボルトから耳かきまで。
浪速鉄工株式会社が生み出す製品の可能性は広がり続けています。
<プレゼント>
浪速鉄工株式会社の堀川社長からリスナーのみなさまへプレゼント!
創業から半世紀以上。浪速のネジ屋がプロデュースする癒しのアイテム
「 魔法の耳かき メディカルピック 」を5人の方にプレゼント!
≪ 宛先 ≫
※ メール : akarui@mbs1179.com
※ FAX : 06−6809−9090
※ ハガキ : 〒530-8304 MBSラジオ 「日本一明るい経済電波新聞」
「 魔法の耳かき プレゼント 」係
*当選者の方の発表は商品の発送をもってかえさせて頂きます。
技術とアイデア。それを形にする行動力。
その三拍子が見事に揃っていますね。