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10月15日
ゲストは独自の感性で様々なお菓子作り、株式会社青木松風庵の代表取締役社長・青木一郎さん。
太平サブローさんが出演するCMでもおなじみのお菓子メーカーさんです。
スタジオには青木松風庵の代表作がズラリ。
美味しいお菓子を頂きながらのお話でした。
まずは、まだ「いちご大福」という名前がなかった頃から作っている『おしゃれいちご』。
お客様に“おしゃれなお菓子ですね”と言われたのがその名の由来。
今の季節はシャインマスカットを使った商品もあって、甘みと酸味のバランスが絶妙です。
「お客様に喜んで育てていただいた商品ですね。
フルーツが美味しくないと商品が良くないんです。
フルーツ自体の美味しさ、新鮮さにはこだわっています」
『おしゃれいちご』は11月〜5月までの商品です。
次にご紹介いただいたのは『朝焼みかさ』。
文字通り、毎朝焼きたてというこだわりの逸品。
北海道十勝産小豆100%が詰まった『朝焼みかさ』は、出来たてそのもの。
しっとり、ふわふわです。
大菓子博覧会で名誉総裁賞を受賞したことも頷けます。
「できたてのお菓子を届けたいという思いから出来ました。
もしも売れ残った場合は、廃棄することも環境的に良くないので、翌日『朝焼みかさ』をお買い上げの方にプレゼントしています。
小さい頃はホットケーキを食べたいというと、父から“焼きたての三笠の皮を食べとき”と言われて食べていましたね」
美味しいお菓子に囲まれて育った青木社長ですが、ご自宅でのエピソードはありますか?
「父が職人で、現在も多くの商品を生み出しているのですが、“美味しいものは食べなさい”と言われました。
少し極端かもしれませんが、美味しくないものは食べなくていい、とも言われたことがありました。
これは今思うと、味覚を育てるという親の想いだったんですよね」
味覚を育む想い、育まれた味覚で現在は200もの商品がある青木松風庵。
先代でもあるお父様は、時代にあったお菓子作りをしていきたいという想いの元、今でも毎年数十種類の新商品を生み出し続けているそうです。
そして、今や青木松風庵の代名詞ともなった『みるく饅頭 月化粧』をいただきました。
『月化粧』は2010年から販売。
1年目は50万個を販売。
モンドセレクション受賞後、評判が広まり1年間で1000万個以上を記録する人気ぶり。
これは3秒に1個売れている計算となります。
ミルクの味わい、バターの風味。
それを取りまとめるなめらかな餡。
直営店以外にも、月化粧だけで130店舗も展開し、お客様のニーズに応えています。
『みるく饅頭 月化粧』にもいえることですが、和菓子に洋のテイストが。
実際に和菓子だけではなく、チーズケーキやバウムクーヘンなどの洋菓子もお造りになっている青木松風庵。
和菓子メーカーとしては珍しいのでは?
「お子様からお年寄りまで幅広い年齢層のお客様にお越しいただいている店です。
みなさんが楽しんでもらえるお店造りと思いまして、様々な商品を取り扱っています」
多くの商品は、店長会議にかけて、半分以上の店長が手を挙げると商品化になるそうです。
「店長がお得意様なんですよね。
店長が食べたい、売りたいと思う商品が店頭に並んでいるんです。
現会長である先代と社員から新商品を募っているんです。
採用されたら報奨金も出ます」
社員がまずお客様の目線に立ってニーズを見据える。
それがお客様のニーズにつながる。
そして、その想いの中心はシンプルに「美味しいお菓子を届けたい」。
お客様には美味しさと、心意気も伝わっているに違いありません。
青木松風庵さんからリスナーのみなさまへプレゼントを頂いております。
「 月化粧10個入り2セット 」を20人の方に!
≪ 宛先 ≫
メール:akarui@mbs1179.com
FAX:06−6809−9090
ハガキ:〒530-8304 MBSラジオ 「日本一明るい経済電波新聞」「 月化粧 プレゼント 」係
*当選者の発表は商品の発送をもってかえさせて頂きます。
ヒット商品に、なるべくしてなった感じがしますね。
ニーズに応えたいという、まっすぐな気持ちが消費者のみなさんの心を動かしているのだと思います。