2016年

10月 9日

緩衝材から医療まで。発泡スチロールの可能性

最初から発泡スチロールを取り扱っていらっしゃったのでしょうか。
「今の会社は昭和26年にできました。
その前はグループ会社で龍野コルク工業という会社がありまして、そこでコルクを扱う仕事からスタートしています」
もともとはコルクの製造からスタートした会社ですが、 製造の機材や過程が似ていたことから発泡スチロールに移行したそう。

「私の祖父が創業者です。私の父は京都大学で工学系の勉強をしていまして、技術は父、商売は祖父というように役割が分かれていたのだと思います。
最初は断熱材からスタートして、昭和45年あたりには緩衝材に…という流れですね」

発泡スチロールといえば、 環境問題とも隣り合わせ。
日新化成工業株式会社ではどうお考えなのでしょう。
「回収してリサイクルをするようにしています。
日本発泡スチロール協会がありまして、 原料を売る側、買う側がリサイクル活動を推進しています。
リサイクル率ですが、昨年で90%を超えています。
大きい家電製品などを買って宅配してもらうと、業者の方が梱包の発泡スチロールを持って帰ってくれます。
これも一つのリサイクルの形なんです」

発泡スチロールは医療分野にも進出しているそうです。
「全てはお客様の要望からスタートしてます。
究極の営業はお客様にお越しいただける会社になることだと思うんですよね。
それだけ価値のあるスキルを持ちたいと思っています。
お客さんに来ていただける、行列ができる会社にしたいですね(笑)」
発泡スチロールの未来はさらに膨らみそうです。

<プレゼント>

様々な形状、性能を持つ発泡スチロール。
そのスペシャリスト・日新化成工業が生み出したグッズをプレゼントします。

腰をやさしく包み込む腰用のクッション「CuCu(キュッキュ)」
足を温める「レグぽかmini」をセットで10人にプレゼント

宛先は
メール akarui@mbs1179.com
FAX 06−6809−9090
ハガキ 〒530-8304 MBSラジオ 「日本一明るい経済電波新聞」
「日新化成工業プレゼント」係
*当選者の発表は発送をもってかえさせて頂きます。

竹原編集長のひとこと

社員さんにいかに力を発揮させるか、いろいろと工夫されていますね。 会社の躍進には社員さんのパワーですね。