日本一明るい経済電波新聞

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代表取締役 藤本樹林タワンさん

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2023年9月入社 電子部品、金属精密部品の専門商社で活躍!

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株式会社岩本商会 営業部長 田中伸佳さん

廃棄される野球の木製バットから生まれたブランド『B-ride』。
木製バットは加工して靴べらやキーホルダーなど身近な製品に生まれ変わります。

ひとまちコラム

関西の新年といえば、やっぱり"えべっさん"

毎年大賑わいの『今宮戎神社』。
あの膨大なお賽銭、実は池田泉州銀行さんが数えています。
「賽銭開き」といって、たいへん神聖な役割だそうです。
今年も今宮戎の十日戎は、1月9日の宵戎から、10日の本戎、11日の残り福までの3日間です。

2026 
01  4
日曜日 

冶金の技で100周年の未来像を目指す

新年、最初のゲストは昨年に引き続き、大阪冶金興業株式会社の代表取締役 寺内俊太郎さんです。
今週は創業からのお話を伺っていきます。
「創業は1941年です。
創業者は13歳の時に徳島から大阪のメリヤスの店に入りまして、昭和15年ごろ、30歳で独立。
ところが商売で関西から九州方面などへ行く時に、お得意先からこういう仕事があるよとお声がけいただいたのが金属の熱加工だったんです。
もちろん最初は苦労したと思うんですけれども、事業経営については家族として1つの仕事に取り組みました。
そういう一体感や意識が後々の企業思想となりましたね」。

幼い頃から家業を見てこられました。
「小さい頃は焼け跡の中ですからね。
会社の中でしか遊ばなかったですから。
会社の全てが社会だと思っていました。
そのおかげでひとつひとつの仕事が身近に感じました。
休みの時には社員さんに面白い話を聞かせてもらったり(笑)。
会社は畑の中の一軒家のような感じでした。
前の川で魚やエビ、カニを獲って食事をするような野生的な環境でしたね。
戦争の時は焼夷弾が2発落ちたんですが、ラッキーな事に不発弾だったんです。
だから被害が少なくてすぐに仕事ができました」。

大きく会社を変えたものがあるそうですね。
「真空熱処理です。
従来は、空気中で加熱するので材料は酸化して錆びます。
機械加工する時に錆を落とさなければいけない。
ところが真空は空気が無いところで加熱するので錆ができない。
だから後の加工もいらないんですね。
精密なものを作ったら、そのまま焼けるという技術なんです。
偶然にも1969年に国家プロジェクトで世界を巡る視察団に参加させていただきました。
当時、私は28歳。
大企業の方ばかりの中に潜らせていただきました(笑)。
40日間の日程でイギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スウェーデン、それからアメリカ。
当時、日本は戦後。
向こうは戦争の被害も日本ほどではないでしょう。
だから宇宙や航空機産業まで発展していました。
日本はせいぜい自動車産業です。
それを目の当たりにして刺激どころじゃないですよね(笑)。
自分も大学で材料の勉強をしている最中で海外のものは文献なんかで知っていましたけれど、現実に見せられた時には驚き以外に何もなかったです。
真空の技術もすでにハードとして動いている。
日本ではせいぜい大学の中で研究室レベルでした。
当時、既に実用化している真空熱処理が欲しくてですね...
親父に買ってくれって言いました(笑)。
そうすると"お前が言うんだったら買うたる"ってね」。

実際に入手した真空熱処理。いかがでしたか?
「日本で初めての工業用の真空熱処理。
大手の皆さん方からも注目していただいて見に来られましたね。
やはり日本でも最先端の技術が必要な企業さんがおられましたのでね、そういうところで採用いただきました。
日本熱処理技術協会というのがあるんですが、そこの皆さん方が導入されたのはその10年後ぐらいですね」。

新しい技術や情報はいち早く取り入れておられます。
「海外の情報は専門誌や機関誌で見ていましたからね。
新しいものを取り入れたい、何か新しいことをしたいと思っていました。
そういう性格ですね(笑)。
先代から家族的経営でやっていますが、時代は変わってきましたからね。
社員が増えてくると会社を動かす、大きくするといったことを教育するのは大変な努力がいると思っています」。

社員さんは会社から大学へ通う制度があるとか。
「今も2人ほど大学、大学院のドクターコースへ行っています。
リカレントと云いまして3年間でドクターの学位をもらえるシステムがあるんですよ。
新しく2年前から取り組みました。
会社の、ひとつの知的財産への投資という考え方ですね。
人への投資、育成です」。

現在、課題や問題などはあるのでしょうか?
「問題というのは色々ありますけど、私自身が問題を問題としないんですよ(笑)。
やりたいことがあれば私が引っ張って行く。
民主主義だから過半数が賛成しないとダメだ、そういうことでは企業はいけませんな(笑)。
先代が言葉を残してくれていますから、その言葉を時代に合わせてどう解釈するかが大切なんです」。

さらに新しい事業も。
「サービス高齢者住宅です。
本社は大阪市東淀川。
さらに兵庫県三木市に工場を作りまして40年になります。
空き地になった後、どうか皆さんに有効に使って頂けないかということで、1つは公園にして残ったところは医療関係、1つは我々も、ある年齢になれば必要な施設に。
先代からは"近所の環境に合わせて、提供しろよ"という言葉がありましたので」。

最後に今年の抱負をおしえてください。
「創業80周年の時に100周年を目指そうと目標を立てました。
もうそこから4年目が過ぎました。
あと16年、頑張っていきたいと思います。
そうすれば私は98歳かな(笑)。
だからみんなにも100周年まで頑張れよって言っているんです。
100周年へ向かって頑張ります!」

竹原編集長の一言

設備投資はもとより、人に設備を投資する。
しかも先を見通す情報収集にも長けておられます。
目の前のことだけではなく中長期的な展望をお持ちです。
100年、さらに200年に向かって頑張っていただきたいですね。

竹原信夫プロフィール
日本一明るい経済新聞編集長

昭和23年10月29日生まれ大阪府出身
昭和46年3月 関西大学社会部マスコミ学科卒

大阪商工会議所会員紙「大商ニュース(日本一明るい企業情報)」編集協力。
平成22年7月から吉本お笑い総合研究所コンサルティングフェロー、NHKテレビ「おはよう関西」元気な中小企業コーナーに出演中。

松川浩子プロフィール
MBSアナウンサー

1977年3月30日生まれ 兵庫県出身聖心女子大 卒、1999年入社。
「ちちんぷいぷい」「せやねん」などの人気番組に出演した後、現在はテレビ番組「医のココロ」、ラジオでは「上泉雄一のええなぁ!」(水)にレギュラー出演中。
特技はダンス全般。6歳でクラシックバレエを習い始めたことをきっかけに、ジャズダンス、日本舞踊、ストリートダンスなどを体得。
ヨガインストラクター、アロマテラピスト、日本語教員など様々な資格を持つ一面も。

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