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『女性の怒り・イライラのコントロール』精神科医・名越康文さん・・・第2回

2020.01.12


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今月は精神科医の名越康文さんをあさカツ先生に迎えて、
『女性の怒りのコントロール』をテーマにお話を伺ってまいります。

今回は名越先生に「思春期の子供と、その親」についての質問をしました!
この春に高校2年生になる息子さんがいる松井アナウンサー。
思春期真っ只中、ということで親子関係の悩みを赤裸々に話しました。
親として特に悩みの一つであるのが、『異性だから分からない』ということ。
母親(女性)と息子(男性)という関係で、悩んでおられる方も多いのではないでしょうか?

名越先生曰く、「秘密を持つのが思春期の特徴」。なので、勝手に日記や手紙を読まれたり、
秘密を知られることで、親子関係に亀裂が生まれてしまう。

最もやってはいけないのは、何かをしている(何かが起こっている)最中に、
「何があった?!」「どうしたの?!」と、一方的に内容を聞き出そうとすること。
聞かれた子どもは「怒っている、もしくは怒られる」と身構え、
より話すのが億劫になってしまう。
もし気になることがあっても「しんどそうだけど、大丈夫?」などの声かけにとどめておきましょう。
すると子どもの中で「お母さんには受け入れ態勢が出来ている、精神的に余裕がある」と
感じ、一週間くらい経ったタイミングで、子どもの方から話し出すそう。
そのタイミングを逃さないよう、例え、忙しくても、子どもさんが何か話がある場合はしっかりと耳を傾けて下さい。

多くの場合、「子どもが思春期の時は、親が働きざかりである」ことが多いため、
親が家庭でバタバタしていたり、精神的に余裕がないと感じると、子どもは敏感に察知して、心を閉ざしてしまいます。
"距離を置いて関心を持つ"ことが大切と話して下さいました。

来週も名越康文さんに『女性の怒りのコントロール』をテーマにお話を伺ってまいります。お楽しみに♡



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