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小学1年生の弟・ユイが大雪の中、たった一人で学校から帰る様子を描いた「雪のかえり道」(作:藤原一枝/岩崎書店)。夏休み、お母さんの田舎での兄・ケイとユイの体験を描いた「まほうの夏」(作:藤原一枝・はたこうしろう/岩崎書店)。二つの名作が毎日放送アナウンサーの郎読でCDになりました。聴くだけで情景が浮かび上がる豊かな音の世界です。 |
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【雪のかえりみち 作/藤原一枝 絵/はたこうしろう】
ふりだした雪の中を学校から帰る1年生のぼく。一緒に通う4年生のおにいちゃんのすがたが見えないから、ひとりでバスを待っていたんだけど、バスはぜんぜん来ない。雪はますますふってきて、ぼくは心ぼそくなってくる。ちゃんと家まで帰れるのかな…。
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【まほうの夏 作/藤原一枝 作・絵/はたこうしろう】
まちにまった夏休みなのにとうさんもかあさんもおしごと。たいくつしていたぼくとおとうとは、おじさんのさそいで、かあさんのいなかにゆくことになった。大自然のなかで思いっきりあそんだ、ぼくとおとうとの「まほうの夏」のおもいで! |