おはなしの扉PRESENTS「雪のかえり道&まほうの夏」
おはなしの扉PRESENTS「雪のかえり道&まほうの夏 小学1年生の弟・ユイが大雪の中、たった一人で学校から帰る様子を描いた「雪のかえり道」(作:藤原一枝/岩崎書店)。夏休み、お母さんの田舎での兄・ケイとユイの体験を描いた「まほうの夏」(作:藤原一枝・はたこうしろう/岩崎書店)。二つの名作が毎日放送アナウンサーの郎読でCDになりました。聴くだけで情景が浮かび上がる豊かな音の世界です。
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【雪のかえりみち 作/藤原一枝 絵/はたこうしろう】
ふりだした雪の中を学校から帰る1年生のぼく。一緒に通う4年生のおにいちゃんのすがたが見えないから、ひとりでバスを待っていたんだけど、バスはぜんぜん来ない。雪はますますふってきて、ぼくは心ぼそくなってくる。ちゃんと家まで帰れるのかな…。 
【まほうの夏 作/藤原一枝 作・絵/はたこうしろう】
まちにまった夏休みなのにとうさんもかあさんもおしごと。たいくつしていたぼくとおとうとは、おじさんのさそいで、かあさんのいなかにゆくことになった。大自然のなかで思いっきりあそんだ、ぼくとおとうとの「まほうの夏」のおもいで!
アナウンサー童話朗読CD/「なるみやますみの世界」
CD「なるみやますみの世界」 阪神大震災で30歳の短い生涯を閉じた童話作家・なるみやますみさん。 彼女が遺した童話の原稿は、奇跡的に助かった娘のために生前書きためていたものでした。今回、これまでに出版されている10作品(ひくまの出版刊)を、MBSの10人のアナウンサーが朗読、CDとして発売することとなりました。
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【作者・なるみやますみ(成宮 真純)】
1964年生まれ。金城学院大学文学部国文学科卒。
豊田工業大学事務局勤務後、結婚。童話グループ「花」に拠って童話を書く。
1995年1月17日、阪神大震災で愛娘を遺し、夫とともに亡くなる。
「ミドリノ森のビビとベソ」で第19回毎日童話新人賞優秀賞を受賞。
没後、「なるみやますみ童話コレクション」(全5巻)と「なるみやますみの絵本」(全5巻)をひくまの出版から刊行。