|
【巻】…8・1503
【歌】…我妹子が家の垣内の小百合花 後といへるは否とふに似る
【訳】…可愛いあの娘の家の垣根のその中の「小百合花」ではないけれど後(ゆり)というのは、ダメというのに似ている
【解】…古代には、後という文字を「ゆり」と読んでいたのですね。惚れた女性に肘鉄を食らった男性が自嘲気味に言葉遊びも散りばめ詠んだものでしょうか。上野先生はじめ、男性リスナーには「後で」「時間があれば」などのニュアンスを読みにくい女性の言葉に翻弄された経験があるのではないでしょうか。ところでユリの花は初夏を代表するもので、新緑の自然の中でも可憐な花の色が際立っている植物ですね。外出にも良い季節なので、野や山は言うに及ばず、街中でも様々な植物に目を向けて季節の移り変わりを楽しむ気持ちの余裕を持ちたいものです。上野先生は連休中に筆が進んで「筆債権(ひっさいけん)」を減らすこと成功されたようです。今日あたりはご家族でピクニックでしょうか。
|