このコーナーも最後です。
明日土曜日、繁昌亭で朝10時から最後の落語会をやらせてもらって、
もう月曜日31日にはアメリカに向けて出国します。
今回、アメリカに行くということで、たくさんの方が寄席に会いに来てくれました。
いろんなメッセージとともに、お餞別や差し入れをいただきました。
楽屋の差し入れは、普通はサンドイッチとか、いなり寿司とか、
手を汚さず、簡単につまめるものが多いのですが、
先日頂いた差し入れは、鯛の尾頭付きの塩焼き。
メッセージに「楽屋でつまんで下さい。」どないしてつまむねん!
けど、門出を祝ってやろうという心意気が本当にありがたかったです。
先日は、ある方がわざわざ餞別を楽屋まで届けてくれました。
手渡してくれた封筒を持ってビックリ!めっちゃ分厚いんです。
僕ら落語家はいやらしい話、封筒を持っただけで、
その厚みでどれ位入っているかバッチリわかるんです。
この厚みなら、1万円とか、これは10万円入ってるんちゃう?とか、
ばっちりわかるんです。
そんな経験からすると、その封筒間違いなく、50万円は入ってます。
すごい厚みなんです。「あ、あ、ありがとうございます!」
体が二つに折れ曲がる位に、思いっきりお辞儀をしまして、
その方の乗る車を見送りました。
50万、50万と思いながら、ドキドキしながら、封筒をバーっと開けると、
1ドル札。ひえー…。
アメリカで使えるようにというお気持ちでしょうが、
1ドルより、1万円札の方がよかった…。
はやみみラジオをやらせてもらって、落語家の僕にとって、
一番うれしかったのは、番組をやる前は本当に落語会のお客さんも少なくて、
ほとんど親戚と友達だったのが、
最近は、はやみみのリスナーさんがたくさん来て下さるようになったこと。
何よりうれしいのは、そんな番組がきっかけで落語を聞きはじめてくださった中に、
「落語って、面白いなあ…。」と、はやみみがきっかけで
落語を大好きになってくださるお客さんがいて下さることです。
アンケートなどにも
「はやみみでかい枝さんを知り、それがきっかけで落語を知り、
寄席通いをするようになりました」という言葉を書いてくださったりすると、
本当にうれしくなります。
この間は、チケットが取れなかったのにも関わらず、
「どうしても顔だけみたい!行ってらっしゃいって言いたい」と、
わざわざ僕に会うためだけに、繁昌亭に来てくださった香芝市の女性。
目に涙をためて、握手してくださいました。
3年間、ほんまに多くの方に支えていただいて、応援していただきました。
アメリカで必ず大きくなって、帰ってきます。
大きくなったのは、体だけと言われないように頑張ってきます。
本当に小遣い帳のコーナー、可愛がっていただき、ありがとうございました。 |