| アフガニスタンの地震 |
2002年3月9日放送
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(妹尾):週間地震概況です。
(魚住):先週土曜日の午後からきょうの午前中までに起きた地震、 気象庁のデータをもとにお伝えします。
今週は、和歌山で地震がありました。
3日(日)午後4時30分頃、紀伊水道でマグニチュード2.6の地震があり、和歌山県の下津町(しもつちょう)で震度1のゆれを観測しました。
次の日、4日(月)午後11時43分頃、和歌山県北部でマグニチュード2.5の地震があり、和歌山市で震度1でした。
3日の地震は和歌山市の南西10kmの海底で起きました。4日の地震は和歌山市の真下で起きています。いずれも、和歌山県北部で日常的に起きている地震です。
また、きょう9日、午前8時41分頃には、和歌山県北部でマグニチュード2.9の地震があり、野上町(のかみちょう)などで震度1でした。この地震も和歌山県北部で日常的に起きている地震で、4日の地震のすこし東で起きました。
全国では24回、からだに感じる地震がありました。
(妹尾):さて魚住さん、アフガニスタンで大きな地震があったようですね。
(魚住):はい。現地時間の3日午後、アフガニスタン北部でマグニチュード7.2
の地震が起きました。タジキスタンからインドにかけてゆれを感じたということです。アフガン暫定政権の情報省は、「山岳部で土砂崩れが起きて近くの村を直撃したため、150人が生き埋めになって亡くなった」と発表しています。また、カブールでは2人が亡くなり、20人以上がけがをしたということです。
(妹尾):アフガニスタンって地震の多いところなんですか?
(魚住):ええ、とても多い所なんですよ。このあたりの地理を説明しますとね、インドの北のヒマラヤ山脈とパキスタンの北のカラコルム山脈、そして、アフガンの北のヒンドゥー・クシュ山脈が連なっているんですが、この3つの山脈はインドプレートとユーラシアプレートがぶつかってできたんです。
(妹尾):前にも聞きましたよね。たしか、ここのプレートはぶつかったときに、どちらも沈み込まないから、どんどん盛り上がって、大山脈ができたんでしたよね。
(魚住):ええ、そのためにアフガニスタンは地震が多いんです。今から4年前、98年5月にはマグニチュード6.6の地震があって4000人以上の人が亡くなっていますし、同じ年の2月にもマグニチュード5.9の地震で2300人以上が亡くなっています。
(妹尾):ほう、ずいぶん犠牲者が多いですね。ところで、3日の地震はマグニチュード7.2ですから、98年の地震よりずっと大きいですよね。被害はもっと大きいんでしょうか?
(魚住):98年に起きた2回の地震は、どちらも深さが30kmほどで、浅い地震だ
ったんです。でも、今回の地震は深さが250kmと深い所で起きましたから、前ほど被害は大きくないと思われます。
(妹尾):ほう、それは少し救われた気持ちになりますけど・・。それでも、被災地に通じる道路が、土砂崩れや、地滑りでふさがれているそうですし、山岳地帯ですから、救助や救援に向かうことが難しいですね。
(魚住):ええ、そうなんです。地滑りで川がせき止められた所では、洪水になって、大勢の村びとが取り残されているそうです。そういうところへ、今はヘリコプターで救援物資を輸送しているということなんですね。
(妹尾):寒いときですから、毛布1枚でもたくさん運んでほしいと思いますね。
(魚住):ほんとに、そうですね。以上、週間地震概況をお伝えしました。
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